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カテゴリ:写真散歩
作家 半藤一利さんの著作
「幕末 辰五郎伝」に 出会った。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ まるで 講談を聞くような(お若い方はご存じないか?) 小気味よく テンポの良い 一席うかがった気分。 幕末 浅草一帯の町火消し「を組」の頭 新門辰五郎。 命知らずの男気と 面倒見の良さで 評判をとった辰五郎は 実は 上野寛永寺の山主であった輪王寺宮の 家来が本業で(親の代から) 輪王寺宮が 浅草寺の伝法院に滞在したときに作られた 新しい門の警護を仰せつかったことから 付いた名前が 「新門」という。 「半藤の辰五郎」は 少しの小説的なイメージを 織り交ぜながら ベースは 史実に基づいた 幕末の激変を活写する。 ・ ・ ・ 辰五郎が仕え親しくした 一橋慶喜(最後の徳川将軍)をはじめ 勝海舟 土方歳三 山岡鉄舟 清水次郎長・・・との交わり。 わたしは 辰五郎が 彼らとほんとに好誼し 愛していたと信じたいナ! ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ 4年ほど前から 週に1~2度は 通勤途中にお参りするお稲荷さん (以前このブログにも何度かご紹介しました) 浅草 三社様の裏手にある「被官稲荷」は 新門辰五郎が 妻の重篤な病気快復を 京都伏見稲荷に願をかけ 願いがかなった御礼に 安政二年 当地に建立したのが この小さなお稲荷さん です。 今日も 仲のいい 夫婦が・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月11日 01時01分55秒
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