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カテゴリ:写真散歩
今年の3月に戸定邸の庭園が
国指定の名勝に指定された。 (戸定邸の建物は以前から国の重要文化財になっている) そんなニュースを知って 松戸駅からほど近い 小高い丘の上にある「戸定邸」へ 友人たちを誘って 今月初旬の晴れた日 久しぶりに訪れて来ました。 水戸藩第11代藩主であった徳川昭武(あきたけ)が, 江戸川に臨む高台・戸定が丘に建てた戸定邸の庭園。 明治17年から本格的な造園が行われ、 主屋の南に広がる起伏のある芝生地とその緑辺を彩る 植樹や西側傾斜地の豊かな落葉・常緑広葉樹林、 眼下に江戸川、遥かに富士山を望む借景は 風致に富む景観を構成しており、明治期の庭園の特質を よく表しています。 その芸術的な価値、日本庭園史における学術的価値が 評価されて、国名勝指定につながりました。 この日は 鉢植えの藤が満開 咲き始めたツツジが 初夏の日差しをうけて 鮮やかな色を 新緑の若葉に負けじと主張していた。 質素とも言える 飾りの少ない座敷に座って思いを馳せれば ここで仲の良い兄弟 最後の将軍徳川慶喜と水戸藩最後の藩主昭武が 昔話や趣味のカメラや陶芸 狩りの話に夢中になって 時に 庭に目をやって 笑っていたような気がしてきた。 ◎ ◎ ◎ ここ「戸定邸の庭」が 月に3日だけ開放されるようになりました。 毎月10日、20日、30日に限り 屋敷から見るだけでなく 庭を歩いて 散策できるのです。 詳しくはHP 庭からみよう!戸定邸(戸定邸庭園を開放) で確認してお出かけください。 それと 咲く花々や木々の景色は その季節で変わりますからね(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年05月30日 22時44分43秒
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