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気ままなデジカメ片手の散歩路

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2015年10月17日
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カテゴリ:写真散歩
最近読んだ本の中から 印象深かった数冊を報告。

深い河01

遠藤周作の代表作の一つとされている
「深い河」を初めて読んだ。

本人クリスチャンのキリスト教をはじめ 仏教など宗教を生涯のテーマにした
遠藤周作 晩年70歳の著作です。

日本人5人がそれぞれの思いをかかえて インドガンジス川への旅。
難しい本ではと構えていたが 実に素直に 分かりやすく そしてこの後
何度でも読むことになるのでは と大切にしたい一冊となりました。

世界の人間ひとりひとりが 大切にしている信仰(無宗教も含めて)
他人との違いより 認め合う点をいかに探していくか・・・

永遠の課題であり 今こそ深めていかねばと・・・
狐狸庵山人は 考えていたのでは。

        ・        ・        ・


花村萬月

花村萬月 初期1990年の三作目「重金属青年団」。

音楽(ヘヴィメタル)と単車(バイク)と薬(ドラッグ)と暴力(パワー)。
の作家と 萬月は称されるが
その本当に大事に描いているのは 弱きものの心根と権力への抵抗。

彼の初期の初々しい作品で 青春ノヴェルと言えるでしょう。
北海道への 命すらも荷物にしたような バイクツアーが心躍らせる。

        ・        ・        ・



そんな中 自宅に宅急便で「船戸与一」の数々が届きました。


船戸与一01


船戸与一02


先日このブログで書いた
「砂のクロニクル」で中東の息づかいを感じた

の読者から 自分が読み終わった「船戸与一」を送ります。と

秋の夜長 『与一漬け』になるかも?





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最終更新日  2015年10月17日 22時39分50秒
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