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カテゴリ:写真散歩
久しぶりの更新です
八月は 何処に遠出したわけでもなく 近場の散策と 読書と墓参などで過ぎたかな? でも うれしかったことが 趣味の一つである 東京の散歩を さらに面白くしてくれる本を 見つけたんです。 「古地図で読み解く 江戸東京地形の謎」 芳賀ひらく (二見書房) 出版社の紹介文を借りれば 江戸の古地図には、当時の地形までもが刻み込まれていた。 古地図と現在の地形図を比較することで、 約400年のわれわれの暮らしが浮かび上がる。 この坂、崖、川は、いつから「ここ」にあるのか? 寛永、明暦、安政、明治、大正、そして昭和…。 古地図界の第一人者が、 各時代の地図を詳細かつ鮮やかに読み解き、 江戸-東京の真の貌を明らかにする。 紹介文の通り 時代の異なる地図を 地形を中心に比べてみれば 道がほぼ同じであったり 川の跡地や鉄道の路線が なぜここにの 理由が分かる 今まで見た古地図は 江戸末期の地図がほとんどだったが 初めて見る江戸初期 寛永や明暦の古地図が興味深く それと併記されている 高低差が直感的に理解できる 3Dで作成された 現代の地図と比較すると 崖と台地と坂道の関係が 一目瞭然 左ページは 平成14年の上野公園あたり 薄い青が低地 おおよそ海抜2~5m位 緑色の高さは 5~8m 黄色の台地で 10~20mくらでしょうか 右ページは 安政6年頃の 同じ上野の山 ほとんど寛永寺の敷地だったことが分かる よく見ると 今も残る原形があるんですね! ○ もし ご興味がありましたら 図書館などでこの本を 眺めてみてください 東京の地下へ 歴史を探る旅に ご一緒できれば うれしいので。。。 たとえば 安政の頃の 日本橋周辺は 現代と 横丁に至るまで 道筋はほぼ同じ ということは そこで 当時 生きて生活していた人々と 僕らは 同じ 空間を共有しているわけだ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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