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気ままなデジカメ片手の散歩路

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2016年09月04日
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カテゴリ:写真散歩
久しぶりの更新です

八月は 何処に遠出したわけでもなく
近場の散策と 読書と墓参などで過ぎたかな?

でも うれしかったことが
趣味の一つである 東京の散歩を
さらに面白くしてくれる本を 見つけたんです。

「古地図で読み解く 江戸東京地形の謎」
芳賀ひらく (二見書房)


古地図01

出版社の紹介文を借りれば

  江戸の古地図には、当時の地形までもが刻み込まれていた。
  古地図と現在の地形図を比較することで、
  約400年のわれわれの暮らしが浮かび上がる。

  この坂、崖、川は、いつから「ここ」にあるのか?
  寛永、明暦、安政、明治、大正、そして昭和…。
  古地図界の第一人者が、
  各時代の地図を詳細かつ鮮やかに読み解き、
  江戸-東京の真の貌を明らかにする。



紹介文の通り
時代の異なる地図を 地形を中心に比べてみれば
道がほぼ同じであったり 川の跡地や鉄道の路線が
なぜここにの 理由が分かる


今まで見た古地図は
江戸末期の地図がほとんどだったが
初めて見る江戸初期 寛永や明暦の古地図が興味深く 

それと併記されている
高低差が直感的に理解できる 
3Dで作成された 現代の地図と比較すると
崖と台地と坂道の関係が 一目瞭然



古地図02

左ページは 平成14年の上野公園あたり
薄い青が低地 おおよそ海抜2~5m位
緑色の高さは 5~8m
黄色の台地で 10~20mくらでしょうか

右ページは 安政6年頃の 同じ上野の山
ほとんど寛永寺の敷地だったことが分かる
よく見ると 今も残る原形があるんですね!



     ○



もし ご興味がありましたら
図書館などでこの本を 眺めてみてください

東京の地下へ 歴史を探る旅に
ご一緒できれば うれしいので。。。


古地図03


たとえば 安政の頃の 日本橋周辺は
現代と 横丁に至るまで 道筋はほぼ同じ

ということは
そこで 当時 生きて生活していた人々と
僕らは 同じ 空間を共有しているわけだ。。。 





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最終更新日  2016年09月04日 09時50分58秒
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