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さんせべりあ。の ぽよぽよ日記

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March 18, 2006
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良かった。凄く良かったです。
何が良かったかと言うと、
ミコさんが意地悪や皮肉を言っていて、良かった。
人間的に信頼できる。
私はリアルタイムでは、空前のブームになった「愛と死をみつめて」の過去の作品は見ていないので、比べる必要もなく、それも良かったと思います。
これまでの私の中のミコさんの漠然としたイメージでは、もっと『崇高な特別な人』という感じでしたので、身近には感じていませんでした。

私自身怪我や病気をしたりと、いろいろあったので、自分ではどうしようも出来ない不安や感情に押しつぶされそうになって、”なんて小さいんだろう”と悩む事も多かったのです。
3ヶ月入院した時は、命に別状なくても、世間に取り残されたように感じて、心がすさんでいきました。
それなのに、実家に電話する時は”ふぅ~・・”と息を吐き、心を落ち着けてから、出来るだけ心配かけないように元気に振舞ったりしました。
そして、電話を切った後、何故だか寂しくなって落ち込むんですね。

そういう時に、我儘や意地悪を言う相手がいるという事は幸せな事です。
そして、その相手が逃げずに受け止めてくれたら、こんな心強い事はありません。

私の場合、母に甘えようとした事もありました。
しかし、突き放されてしまいました。
今思えば、愛情ゆえの叱咤激励でした。

夫の対応は違いました。
私が泣いてわめいても、ただ困った顔してそこに居るだけでした。
しかし、これはとても信頼の置ける事でした。
『そこに居てくれる』
何があってもそこに居てくれる。すなわち私は受け入れられているのです。
随分救われました。
でも後からその時の気持ちを夫に訊ねてみると、「そんなに大変だとは思わなかったんだよね。」と、能天気な答え(苦笑)。
なあ~んだ、と力が抜けるのと同時に、やっぱりいいコンビだなと思いました。

家族がお互いを愛していれば愛している程、相手を思いやるあまり身動きが取れなくなってしまう事ってあるんですよ。
そういう時には第三者の何の予備知識もないまっすぐな思いが、救いになることがあるんですね。

ミコさんにとっては、恋人のマコさん、友人、主治医の先生がそうですね。
特にマコさんがそこに居てくれるという事は、どれだけ救いになった事でしょう。

ミコさんのご家族とマコさんとの対立も興味深いです。
どちらも彼女を大切に思うが故の対立です。
ご家族の淋しさや苦悩も丁寧に描かれていて、胸が詰まります。
自分が二児の母になった今なら、実家の家族の気持ちもわかります。
両方大切なんですね。
素晴らしい伴侶と育んでくれた家族。
そのどちらからも心から愛されたミコさんは、そういう意味ではとても幸せだったと思います。
それがミコさんの強さの源なのではないでしょうか。

明日の第二夜では、マコさんも随分悩まれるようですね。
そして二人に別れが。。。
平成のマコさん、ミコさんは、何を残してくれるのかな?






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最終更新日  March 19, 2006 01:33:00 AM
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