アダムとエバが食べた知識の実は、林檎だとは
聖書のどこにも書いてないんです。
ただ、林檎はラテン語でMalumと言って、
罪と林檎の二つの意味を持っています。
おそらくこのために、アダムとエバ(命)が食べた
禁断の木の実は林檎だと考えられるようになりました。
なので、林檎は原罪の象徴、また食べると死ぬという
神の言葉(創世記2:17)から、死の象徴でもあります。
絵画で、幼子イエスが手に持つ林檎は、救済を意味します。
また、林檎を口にする猿は原罪を象徴。
薔薇の花と林檎を持つ女性の絵画は、聖ドロテアです。