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お客さんがたくさん待っていました。
構わず名前を書きました。 店内を覗くと空席がいくつもあります。 この時点でちょっと引っかかるものはありました。 息子と二人で食事なので 急ぐこともないし、のんびりと待ちます。 けれども思いの外すぐに名前が呼ばれました。 「カウンターでもよい」が効いたようです。 カウンターに二人並んで座りました。 立て続けに幾皿か注文します。 しかし注文の品はすぐには届きません。 周りを見回すと、さきほど空席に見えたところに まだ片づけを待っている食器がたくさんあります。 やはり。 今日は店員さんの手が足りてないようです。 隣の席のカップルに注文の品が届きます。 ほどなくして私たちの注文の品も届きました。ひとつ。 何ヶ所かに散らばる食器の山を見ながら、のんびり食べます。 「お皿を片付けるの、手伝ってあげたいねぇ」と私。 やっと届いたものを頬張りながらうなずく息子。 お客さんを誘導したり食器を片付けたり注文を受けたり レジに会計しに飛んでいったり奔走してる店員さんを横目に 「がんばれ・・・って感じだねぇ」と息子。 ぽつり、ぽつり、と思い出したように届く品を これ、おいしいよ、とシェアしながら その間隔がだんたん開いていくのを感じて思わず見つめあい 苦笑いを交し合う。 ふと息子が 「今日 おっとぉと一緒の日じゃなくて、よかったね」と言う。 ほんと。 ほんと。 トド氏は昔ほど短気ではなくなったけれど それでもあまり待つのが好きじゃない。 私たちは、かなり、待てるほうだけど それでも10皿を待ったところで 店員さんがあまりにも気の毒になり 「もう 出ようか」 と席を立つ。 会計もまた少し待ちました。 「ゆっくり食べたからか、意外とお腹いっぱいになったね」 という息子のセリフが終わるか終わらないかのうちに 店を出てすぐの「サンマルクカフェ」に空席を見つけた私たち。 どちらからともなく店内に入りすぐ注文。 デザートとコーヒーを美味しくいただきました。 早かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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