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遠くにいる友人から電話がかかる。
ものすごく 久しぶりだ。 会いたいね、と言いながら なかなか会えないまま何年も、という仲。 久しぶりに彼女の声を聞くと それだけで心がほぐれる。 喪中はがきが届いたようで 驚いて電話をかけてきてくれた。 急だったんだよ と言う。 寂しいね、と聞かれ うん、と呟く。やっとの思いで。 それだけで涙がこぼれそうになる。 親戚や家族にも なぜか晒せない、渡せないある部分が 心のどこかにあって、残っていて それを思いがけないこの電話で 彼女が 彼女の手に荷物を少しだけ分けて 持ってくれたように感じて 不思議な気持ちになる。 少し 軽くなる。 日を追うごとに 悲しみは深くなるよね。 この特別な悲しみを知った人たちだけが どこかで打ち合わせでもしたように 繰り返し私に同じこように伝えてくれる。 彼女からも、また、言われ あ、また。みんななぜこの言葉を、と思う。 でも その通りだ。 突然襲われるのでとても困る。 まだaiko三昧の日々だ。 今、繰り返し聴いているのは「飛行機」という曲。 いちいちいろんなフレーズが 私を襲ってくる。 覚悟して 聴く。 そしてどっぷり ツンちゃんの波にもまれ ツンちゃんの海に溺れる。 今は 溺れたままでいたいんだ。 出来るだけ長く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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