ＳＥが料理

　今日は久しぶりにレストランに出かけました。偶にはきちんとした料理を味わうのも、勉強になるものです。
　
　ＪＲ目黒駅から歩いて１０分くらいのところにあるビストロ（？）です。お店の内装は黄色を基調とした明るい雰囲気。かしこまったレストランではなくて、わいわいと楽しくお話をしながら美味しい料理いただけるお店です。ただいま１３周年の特別ランチを提供しているとのことなので、早速味わってきましたよ。基本は前菜、メインをそれぞれ３皿から選べるプリフェクス・スタイルです。季節料理、ポタージュ、デザートを追加してゆくと＋αという料金体系のようです。


　「自家製テリーヌ・鴨リエットの盛り合わせ」、「仔羊とトマトのタルト仕立て・バジルとタイムの風味」、「根セロリのクリームスープ・トリュフのクーリーと」の中から選んだテリーヌの盛り合わせです。以前おじゃましたときに食べた肉パテが美味しかったので、テリーヌをいただきました。こちらのお店はポーションが大きいのでタルトは重いかな～と思ってテリーヌにいたしました。鴨のリエット（左）は大変コクがあり、またふんわりとした味わいです。


　↑こちらはアラカルトで注文した「ホワイトアスパラガスのフリカッセ」です。フリカッセは白煮込みのことで、クリームを加えた軽い煮込み。アサリから出たスープでアスパラガス、たけのこ、ヤングコーンを食感よく纏めています。正直言ってこの一皿がとても良かった。ホワイトアスパラガスは高級食材で、３本７００円ぐらいの小売価格を見たことがあります。この一皿で１本分ちょっと入っていたので、正直、８００円は安い！。アスパラは皮をむいて処理してあったので、ほろ苦さをのぞいて甘みを主張する方向でした。竹の子とコーンが食感の上でよいアクセントになっています。

　
　「シャラン産鴨モモ肉と春野菜の煮込み」、「特製ローストビーフ(サーロイン) 」、「真鯛のポアレ　トマトソース」から選んだ煮込みです。ローストビーフは巨大な一皿を運ばれているのを見て、正直かなり躊躇したけど、シャラン鴨はスーパーなどではなかなか手に入らない食材なので、こちらをチョイスしました。鴨肉は鶏肉とは異なり肉質がとてもしっかりしていますので、コレはなかなか文字で伝えにくい食感です。ソースは出汁＋ベーコンと炒めた玉ねぎをベースにしたシンプルなもの･･･だと思います。付け合せはプロッコリ、カリフラワ、グリンアスパラ、豆を煮あわせたもの。ソースが澄んでいたからこれは別の鍋で煮たものですね。家庭だとひとつの鍋で調理しようとしてしまうので、なかなかこういう風にはならないんだよなぁ～。美味しかったので、この一皿でワインを２杯も飲んでしまいました。

　
　↑デザートです。マンゴのテリーヌ。下はココナッツのソースです。まあ、普通の味ですが、さっぱりしていました。

　さて、以上の内容でしたが、一体いくらのランチだとお思いますか？。
　答えは１５００円＋アラカルト８００円、でした～。いやはや、二人でワインをそれぞれ３杯ずつ飲んで６８００円は驚異的。特別メニューなせいもありますが、このコストパフォーマンスはいつも驚きです。そうそう、スペシャルついでに、お土産でガトーショコラもいただきました！。
　この１３周年ランチは２６日までですので、よろしかったら予約の上いらしてみてください。きっと満足されると思いますよ。また、３／２１からはスペシャルディナーも提供されるようです。　
　
キャスクルート　http://www.cre-or.com/casseHP/casse-port.html