こころのお散歩

「パンとぶどう酒の形のもとに，隠れています神よ。
つつしんであなたを礼拝します．あなたを見つめながらも全く見通す力のない私は，心のすべてをあなたに委ねます。
今ここに，見るところ，触れるところ，味わうところでは，あなたを認めることができません。ただ聞くところによってのみ確信します．神の御子がいわれた事は，何事であれ信じます．この真理のことばにまさるまことは、世にはないからです。
十字架上では神の本性だけが隠されていましたが，ここではその人生も隠されています．主にある二つの本性を信じ，それを宣言し，悔い改めた盗賊の乞い願った事をわたしも願います。
私はトマスのように御傷を見なくとも，あなたがわたしの主であることを宣言します．私が，あなたをますます深く信じ，人にいのちを与える生きたパン、わたしの心をあなたによって生かし，甘美なあなたを常に味わせてください。
御血のひとしずくだけで、世のすべての罪を償うことのできる主イエス，願わくは汚れた私を，御血でもって清めてください。
今，隠れていますイエス，渇き望むものをあたえて下さい．覆いを取られた，あなたの顔を見だし．あなたの栄光を見る幸いな者となりますように．アーメン」

聖体の年に合わせて，あちこちの教会で聖体賛美式（Benediction)が執り行われています。
上の聖体の賛歌（Adoro te devote)は聖トマスアクィナスによる祈りです．これを共同祈願として唱えました。
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司祭は赤のカズラを着用され重々しい雰囲気。
祭壇にはろうそくが左右２本ずつ飾られ、中央にオステンソリウム(聖体顕示台)。
いつもは聖母像の前にある一人用の跪き台が祭壇前におかれ、そこで司祭が説教後、沈黙の祈りと聖体の賛歌を唱えられました。
途中で変な音が。司祭が立ち上がって祭壇の後ろで聖歌を.
聖体顕示台と一緒に目に入ったのが足の部分が壊れて斜めになってしまった跪き台！！
思わず吹き出しかけて、 感謝の歌Adoremusは歌えません。
聖堂をでると同時に笑い転げてしまいました。ごめんなさい。
小さくて落ち着くお気に入りの跪き台だったのですが…
神父様ダイエット必要かも。。。