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テーマ:怖い話・・・(2)
カテゴリ:怖い話・・・
これは、私が23歳の時に体験した、実話です・・・。 「最後のお礼・・・」 これは、私が初めて勤めた会社で体験した本当にあった事です。 入社して1年が経ち、仕事にも慣れ、夜勤を始めた頃・・・。 仕事を終えて、明けになり、私は家に帰った・・・。その後、会社で、何が起こったかなど知らずに・・・。 夜の出勤まで眠ってた。 時間になり、出勤。何だか騒がしい・・・。 私;「おい、どうした?なんかあったの?」 同僚の一人に聞くと・・・ 同僚;「そっか、いなかったんだよな、昨日、第二工場で火事があってさぁ、消火活動手伝ったんだよ。すごかったぜ!燃えて!!」 うちの会社は医療系のパーツを作るプラスチックの押し出し工場だった。原料はすべてプラスチック・・・。 石油から出来てるプラスチックは引火すると手の付け様が無いほど燃える・・・。ざわついた空気の中、私は自分の持ち場へ向かった・・・。 昼間の勤務者も帰り、夜勤が始まる・・・。 医療系のパーツは埃、汚れにうるさく、防塵服に頭にはネット、マスクと重装備。 工場内に入るには手を消毒し、エアーを浴びてフロアーに入る・・・。 工場の天井は高く、二階のガラス張りになった廊下から、A・B・Cと三つに分かれた工場が一望できるようになっていた・・・。 夜中、工場内には夜勤者しかおらず、事務の電話が会社全体に鳴る様、夜中はセットされている。私が休憩に入るため事務所の横の休憩所に、防塵服を脱いで向かっていると、TELが鳴った・・・。 もう一人の同僚Tさんも一緒の時間に休憩だったため、TさんがTELに出た。 内容としては、工場長のご家族からで、「家に主人が帰ってない」との事・・・。 朝方4時頃で、迷惑だとは思ったが、課長に連絡し、事情を電話で説明した。 念のため、Tさんと私は駐車場へ・・・。 工場長の車は確かにある・・・。
プラスチックが燃えて、頭痛がするほどの匂いを発していたため、現場検証は、後日ということになっていた。 課長が到着し、私とTさんが課長の支持で行動することになった。 課長;「現場、もう、においしないだろ、一応、二人で見てきてくれ」 私とTさん;「え?俺たちがですか?」 課長;「そうだ、俺は今から警察と消防にTELして、出迎えるから。」 仕方なく二人で現場に行った・・・。 Tさん;「まさか、いないよね(苦笑)」 私;「いやー、いないでしょ。まさか・・・。」 現場に着き、二人で現場を散策し始めた・・・。 真っ黒になった工場・・・。 私;「ひっでーな、こりゃ。真っ黒で何が何だか分かんねーな。」 と、その時、Tさんが叫んだ!! 急いで駆けつけてみると・・・ そこには紫色に変色した工場長が横たわっていた・・・。 翌日、新聞には「工場火災 死者1名」の文字が隅っこの方に、書かれていた。
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