彩雲国物語

2007年03月30日

カテゴリ：アニメ

原作は雪乃紗衣のデビュー作、角川ビーンズ文庫『彩雲国物語』。（現在も執筆中）

舞台は中国風の架空の国、彩雲国。名門だが貧しい紅家の娘秀麗は、幼いころの動乱の記憶から「人を助けることのできる」官吏になりたいと願っているが、女性は登用試験を受けることすらできない。
ある日、即位間もない新王の教育係を引き受けることになり、それをきっかけに、官吏登用試験への道が開かれて行く。
秀麗と新王、その兄との恋模様や、秀麗と共に官吏を目指す同期生との友情など、親しみやすいストーリーに、宮廷での権力闘争や豪族の暗躍がからみ、絢爛豪華な宮廷浪漫が繰り広げられる。
第１シリーズは、主人公の少女秀麗が新王の教育係として後宮に入り、持ち前の明るさで若き王を立ち直らせ、さらに自分の夢をかなえ、史上初の女性官吏となって数々の苦難を乗り越える姿を描く。
第２シリーズでは、秀麗が中央から離れた茶州に赴任し、新米官吏として奮闘する物語を中心に、彩雲国に影を落とす異能の一族縹（ひょう）家の陰謀に巻き込まれ、挫折や別れを経験しつつも、国王を支えるまでに成長する姿を描いていく。

登場人物それぞれに個性があって面白い。
『紫劉輝（しりゅうき）』　彩雲国の王様なのに周りから昏君（ばかとの）と呼ばれている。憎めずかわいい。
李絳攸（りこうゆう）　筋金入りの方向音痴。
藍楸瑛（らんしゅうえい）　主上（王様）付きの左羽林軍の将軍。武道に長けている。絳攸をかわいがっている。

他にもいっぱい出てくるけど、セリフや言動、全て笑える。絵もきれい。
ＢＳ２で放送されていたときはあまり興味がわかなかったのに、たまたま見つけた動画サイトではまってしまった