|
テーマ:F1ニュース・レース(2361)
カテゴリ:モータースポーツ
ホンダが午後から緊急の記者会見を行う
の見出しで、 「ああ、撤退か」 と感づいた方も多かったでしょうね。 そして今日の一般紙の夕刊トップに掲載される程大きなニュースになったホンダのF1撤退。 今シーズからはほとんど結果をネットで知る程度にしかF1への関心が薄れてしまっていただけに、自分としてはさほどショックでも無いんですけれど、気持ちのどこかで引っかかるモノもあるようです。 世の中がF1ブームの真っ只中の1990年代初頭、ウイリアムズ・ルノーのように、車体とエンジンの両方が最適なバランスで融合されてこそ速いクルマが出来上がる時代となりつつある中でPOWERD BY HONDA の名の下に腕っ節ひとつで勝負していたホンダに声援を送っていた自分でしたので、2000年代に戻ってきた彼らに何か違和感を感じてはいましたし、いつかわ勝てるようになるのかと期待しながらも一向に上昇の兆しも見られない。 一体何のためにF1をやっているのだろうと寂しさと少しの怒りも感じていました。 勿論そんな気持ちは参戦している当人達が一番感じてしたでしょうし、向けられる批判にも、 「いつか見てろよ」 と思っていた事でしょう。 けれど勝負の現実はあまりに厳しい上に、この凄まじいまでの不況。 年間500億円という資金は、いくらホンダの技術の象徴とは言え、社内からも反感を買う金額でしょう。 残念でしょうが、悔しいでしょうが、F1よりも大事な事はホンダにも沢山あるのでしょう。 F1が好きな人だけでなく、興味が無い人でもF1=ホンダのイメージはあると思います。 だから、いつの日か彼らがF1に復帰する日が来るのかも知れません。 けれどそれは相当遠い先の話になるような気がします。 原油の枯渇問題や、高騰するコスト。 その他多くの問題で、F1の存在価値そのものが揺れている今ですが、どんな形であれF1はこれからも続いていくようには感じます。 その時には、F1が今よりももっと魅力のあるモータースポーツに戻ってくれている事を願って止みません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.05 20:58:18
コメント(0) | コメントを書く
[モータースポーツ] カテゴリの最新記事
|