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カテゴリ:読書
先週から図書館で『ROMES 06』という本を借りており、今しがた読み終えました。
某国際空港をモチーフにした巨大空港を狙うテロリスト。 それを阻止すべくは警備チームの運用責任者。 彼が信用するのは愛犬のハル、そして自身が運用する最高レベルの警備システム「ROMES」 飛行機モノとか空港モノの小説を時々見かけては読んだりするのですけれど、 「面白いっ!!」 と思える作品には出会えないような気がするんですよね。 多分ヒコーキ好きであるが故に、航空機や空港のシステムが大体どんな感じなのかも知ってしまうので、フィクションだと分かっていても、 「ンなコトあるワケないだろが・・・」 と思ってしまうのかもしれないです。 なので、この『ROMES 06』も多少不安を抱きながら読み始めたのですが・・・ ハマッてしまいました。 ネタバレになってしまうので、細かいコトは書けませんけれど、そもそも空港等の重要な警備システムって元々良く知らない(というか公表されるワケがない)ですから、設定なんぞどうとでも出来るという開き直り感を持って読めますな。 そうなって来ると、もう後は如何にストーリーが面白いかになるだけなので、その点は存分に楽しめました♪ ちょっと世間一般からズレた感覚の天才主人公とハイテクの警備システム。 その主人公に振り回される部下。 心和ませる動物(犬)。 何やら謎めいたテロリストとの攻防と彼等の動機・・・ とハイテクスリラーには結構お約束の展開ですけれど、物語のテンポがとても心地良くて、ページをめくるのがとても楽しかったですねぇ。 読んでいく中で自分が立てた推理が当たれば何だか嬉しいですし、外れれば「惜しいっ」と思わせてもくれますし。 元々ミステリー系だとかスリラー系はあまり読まないのですけれど、システムVS人間の情念という構図も見えて、なかなかに読み応えのある一冊でした。 続編もあるようなので、そっちも是非読んでみようと思います。 さて、見事な秋晴れに恵まれた秋の連休もオシマイですね~。 皆様いかがお過ごしになられたでしょうか??? 自分はなんだかんだで結局何もしなかったので、それも惜しいので、これを書いたら近所の温泉に行ってひとっ風呂浴びてこようと思います~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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