|
カテゴリ:読書
サン=テグジュペリの著作、『人間の土地』を読み始めました。
作家でもあると同時に飛行機乗りでもあった彼の作品、飛行機の歴史の中でもまだまだ始まりの頃で、空を飛ぶ事が冒険だった時代に生きた作者はどんな言葉を残してくれているのだろうと期待しておりました ・・・なのですが、なんだか妙に落ち着いて読めないような感じ。 和訳されている文章がやや時代がかっているせいもあるのでしょうかね、ちょっとしっくり来ないような気がしていました。 本の中から伝わってくる作者の言葉そのものは自分の気持ちに触れるような部分もあって、このまま読み進めたいとは思うのですけれど、何かが邪魔しているような・・・と思っていました。 で、今朝その邪魔しているのが何かを判ったような。 満員の通勤電車の中で読むような本じゃないというコトらしいです。 もっと静かで風通しの良いトコロでじっくりと落ち着いて読むのが正しいような。 そもそも読書って時間を埋めるためのモノでは無くて、本を読んでアレコレ考えてみたり行動のきっかけを作るためのモノのはず。 降りる駅とか時間を気にしながらだと、内容を楽しめないような作品って、やっぱりあるのですねぇ。 というワケで、『人間の土地』と『夜間飛行』は時間をとって、じっくりと読み直す事にしようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書] カテゴリの最新記事
|