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カテゴリ:読書
毎年いろんな本を読んでいるのですが、今年はいっちょ紀行モノとか旅モノを幾つか読んでみようと思っていました。
以前に司馬遼太郎の『街道をゆく』を読んだ程度なのですけれど、結構面白いなぁと感じたのです。 で、本日書店で3冊買って参りました。 いや、本当は図書館で借りようかと思ったのですけれど、ひとつは古くてボロボロ、もうひとつは予約がいっぱい等の諸事情でなかなか読める状況ではない様子。 なので、本は宝と思い購入したのでありますな。 まず最初は星野道夫氏の『イニュニック』。 以前『ノーザンライツ』で作者の描いたアラスカの世界の厳しさの中に宿る壮大な優しさのような光景にすっかり魅了されてしまい、他の著作も是非読んでみようと思い手にしました。 続きましては沢木耕太郎氏の『深夜特急』。 もう結構有名な本ですけれど、未読だったのですね。 ただ自分の読書の趣味がどうしても小説主体だったので、なかなか読むきかっけがありませんでした。 けれど、今なら読めるかなという気持ちが相当強まってきているので、折角の良い機会なのでと思い、まずは第1巻を。 そして意外と目玉かもしれない、関野吉晴氏の『グレートジャーニー』。 紀行モノは紀行モノでも、種としての人類の壮大な旅を追った作品です。 どういうコトかと言いますと、アフリカの大地溝帯で しかも、クルマや飛行機に頼らずに、太古の人々と同じに自分の脚力と腕力でという何ともスケールの大きい話。 「今年は紀行モンを」 と決めたは良いけれど、いきなりこんな凄まじい旅の記録に手ぇ出さんでもと我ながら思いますけれど、ただの観光案内のような本よりはうんと良いでしょうし、こういうストイックな感じは結構好きなので♪ 星野氏は残念ながら事故で他界されてしまいましたけれど、他の著作もまだ幾つかあるようですし、『深夜特急』も全6巻、『グレートジャーニー』に至っては、果たして何冊になるのやらという感じですから、暫くは読む本には困らなさそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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