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カテゴリ:読書
図書館で何か面白い本でもないかと探し回っていたら、雑誌の最新刊コーナーで見つけたのがコレ、『S-Fマガジン』の6月号。
以前からその存在は知っておりまして、大好きな雪風シリーズが連載されていた時は購入しておりました。 なので普段はパラパラと立ち読みする程度なのですけれど、今月号は何だか心に触れるような特集が。 その名もスチームパンク・リローデッド。 ・・・はて?“スチーム・パンク”とは何ぞや??? サイバーパンクとはまた違うジャンルなのでしょうか? なかなか気になる感じなので、その場で掲載されている短編小説や解説記事を読んでみると、なかなか面白そうな雰囲気です。 残念ながら最新号は貸し出し不可なので、いち早く、じっくり読みたければ買うしかありません。 と、いうコトでそのまま書店へ行き買ってきちゃいました。 で、読み始める前にネットでスチームパンクを調べてみると、サイバーパンクから派生したジャンルのひとつが云々だそうで、主に19世紀終盤の産業革命紀が舞台で蒸気機関が異常に発達した、ありえたかも知れない世界を如何に面白いストーリーでホラを吹くかがミソだそうな。 ナルホド、確かに買ってきた本の表紙も如何にも19世紀チックな街中を蒸気機関車が走り、飛行船が飛んでいる、どこかダークな雰囲気です。 コンピュータが発達して、電脳化が進んだ世界がサイバーパンク世界の(物凄い乱暴な)解説だとすれば、コンピュータを蒸気機関に置き換えちゃえばいいのですかね。 ならばサイバーパンクには少々馴染みがあるので、スチームパンクもとっつき易いかもです。 ・・・と言っても、その大元であるサイバーパンクも小説ならウイリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』、コミックだと士郎正宗の『攻殻機動隊』、映画なら『マトリックス』くらいしか知らないですし、『ニューロマンサー』もただ文字を追ってるだけだと、物語から押し寄せてくる情報の波に呑まれてしまって、話を理解するのに相当気合が要るモノでしたからねぇ。 それでも度々読みたくなるジャンルですから、不思議なモンです。 まだじっくり読んではいなくて、中身をチラ見している程度なのですけれど、広告ページに『ディファレンス・エンジン』というスチームパンクの代表作とも呼べるモノがあるコトを発見。 ふ~む、コレは是非読んでみたい本ですな。 明日あたりにまた書店で探してみようかな♪ ディファレンス・エンジン(上) ディファレンス・エンジン(下) ニューロマンサー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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