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カテゴリ:日本レンゲの会
東京の都心を歩いていて街路樹の根元などで見かけ、多賀城でレンゲ栽培を本格的に始めてから目立つようになった植物で、2002年 第17回レンゲまつり会場の多賀城市南宮の田んぼの畦道で、木村久吉名誉会長(当時 故人 薬学博士)から教えて頂いたのがカラスノエンドウでした。 その時に、畦道で代を繋ぎ続けているイネ科の植物などは、稲作と共に大切にしなければならないことをお聴きしました。田圃の整備の際に、コンクリートで区切る地域も出てきた頃で、畦道の大切さを脳裏に刻み、活動を続けています。 レンゲまつりの翌日、木村先生が、庭をご覧になられた際に、薬草が多いので、一日居たいと仰って下さったことを活かす為に、庭の到る所に日差しが当たるように手入れを続けています。その甲斐があって、消えかけていた植物が株を増やし始めたので、レンゲの種蒔きをしない所もあります。 昨秋、レンゲの発芽が良く安堵していたところ、春先から、マメ科の様々な草が勢いを増し、レンゲの背丈より高くなり、レンゲに届く日差しが激減しました。レンゲの開花は散見される程度になり、その上にナメクジに食べられ絶句しています。 レンゲ仲間からカラスノエンドウなどの違いについて教えて頂きましたが、上手く表現できないので、来春の会報で報告して頂く予定です。マメ科の植物は、それぞれに適合する根粒菌があるのですが、レンゲを播種するとカラスノエンドウ・スズメノエンドウ・カスマソウが増えるので、検証が必要です。 自宅庭では、レンゲを播種しても育たないのに、カラスノエンドウなどが毎年花を咲かせる場所もあります。マメ科植物の多くは、根粒菌と共生し、空気中の窒素をアンモニアに変える能力があり、動植物が利用できる形態に変換する窒素固定が出来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.20 00:00:24
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