宗教と歴史と自然と税制
様々な歴史的事象に関する情報に接すると、自然と宗教が深く関係していることを知ることが多い。歴史関連番組や大河ドラマなどを視聴している時も、同様の想いをする。 歴史的な宗教施設を巡り、自然崇拝に関連した境内地で過ごしていると心が安らかになり、元気が出てくる。後期高齢者となり、自分自身の捉え方に変化がないか確認する旅路に出たいと思っている。 宗教関係者、宗教取材者とお会いしていると、「NHK教育テレビで放送されている『こころの時代』に出演しておられる様な宗教者の方々だけであれば、宗教課税の話が出て来ないのだが」との話になることが多い。この言葉を考えながら、宗教関連の報道を大量に録画保存し、様々な印刷物を購入している。 それらの資料を活用して、宗教法人税制をもう一度考える旅路に出ることにした。それは、高校2年夏の修学旅行の自由行動で、同級生と一緒に唐招提寺に行き、秘仏を拝観したかすかな記憶がある時の、宗教を善意の集団としてとらえていた小生の考え方の原点に戻って学び直すことだ。