佐藤芳博ブログ～片栗の花とレンゲ草～

　枯葉枯草は、雨水路に入れて、雨水が急激に流れるのを抑制するのに役立ち、雨水桝にたどり着く頃に、かなり腐りかけるので、土質の改善に使っています。水路でそのまま土になったりするのもあるので、林の水が流れてくる場所には、小さな草を残したり、小枝、枯草などを積み上げて、出来るだけ大地に浸み込むように工夫しています。

　そうしていると、様々な虫が増え、野菜の苗を食べ尽くされることもありますが、農薬、化学肥料は使用せず、周囲に、唐辛子、鷹の爪を移植しています。ところが、昨年はそれらを食べる虫も現れ、収穫は極僅かでした。

　家屋南側の庭は、春先にレンゲの茎が伸び始めると柔らかい葉、蕾、花をナメクジに食べられて、開花結実は極僅かです。しかし、レンゲは、発芽直後に、根を30㎝位伸ばし、土を柔らかくし、土中の窒素分を増やすので、土中に雨水が浸み込み易い庭造りに活用し続けます。

この場所には、小枝、枯葉、枯草を散らして一面を覆うようにして日差しを遮り、雨水を含みやすくして、夏草の極端な発芽抑制に活用し、真夏を過ぎた頃に、秋虫さんたちの棲家の近くに移動しています。