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カテゴリ:エンジェルリンク
文字数があふれちゃったので、今日は2件分アップです(爆)
次のお腹で出てきたのは、覚えている一番古い記憶、「手術台の上の記憶」でした。 私は2歳3ヶ月で全身麻酔8時間の手術をしているのですが、そのときの手術室にある無影灯、 ハスの枯れたあとのような電灯に、小児科だけにパーマンやらドラえもんやらのシールが貼ってあって、子供心に「こんなの貼ったって怖くないわけない! 馬鹿にするな!」と思ったんです。 麻酔の甘ったるい匂いも嫌だった。 それにしても最初の記憶が手術台の上って・・・・・・どうよ(涙) ミ「あのとき、お前はひどく怒って泣いたな。なぜ怒った?」 私「それは、なんか子供だからって馬鹿にされてる気がして・・・・・・」 ミ「そうだな。でも、2歳の子がこれから一人ぼっちで手術ってときだぞ。もっと寂しがって泣いてもよかったじゃないか」 私「でも、だって頑張らなくちゃ・・・・・・」 ミ「そうだ。お前は頑張ったんだよ。親や祖父母が、口々に『頑張って』って言ったから。 彼らから愛されていることを、お前は知っていた。 だからその期待にこたえようとして、自分に寂しがる事を封じてしまったんだ・・・・・・」 ミカエルの声はゆっくりと、深く、とても深く体に染みこんできます。 2歳。今の息子と同じ歳。 お母さんと離れて、知らない人と怖い場所で、8時間。 寂しくないわけがなかった。 怖くないわけがなかった。 強い怒りを持ったのは、悲しみを出すことができなかったから。 幼心に、気丈にふるまおうと頑張っていたから。 ほんとうは、さびしかったんだ。 おかあさんに抱っこしてほしかった。おっぱいに顔をうずめたかった。 だけどそれができなかったんだ・・・・・・。 ミ「頑張ることを覚えたお前は、それからずっとそうやって生きてきた。 何度もあった嫌な検査も、幼稚園からずっと、学校でもいじめにあって死のうとしたときも。 『お母さんが悲しむから』そう思って、じっと耐えてきたことを俺たちは知ってる」 そこで、ミカさまとルクシエル様の姿が重なりました。 ル「他人を責めるよりは自分に厳しく生きるというのは、間違ってはいない。 けれど、自分も赦しなさい。 ガブリエルから金色のリボンを受け取っただろう。 貴女は、そこにいるだけで私達へのギフトなのだよ」 ルクシエル様が手をのばすと、石炭だった小さなものたちは、すっかり柔らかい白玉のようになってその手に集まってゆきました。 リアルでも瞑想の中でも、じわりと涙が流れます。 ミ「お前は、自分の子が泣いているとき、その涙を手で受けることに何の躊躇もないだろう。 それと同じように、俺たちはお前の苦しみを受け取ることに、何の躊躇もない。 喜びや悲しみや悔しさは、湖の水面におこるさざなみのようなものだ。 湖そのものを愛するものにとって、それはどんな波であろうと、愛しいものに違いはないんだ」 だから、裁くな。 憎しみも悲しみも愛も喜びも、すべての元は同じものなのだから。 ミカさまはそう言ったように思います。 天使の言葉はいつも圧縮ファイルのようにくるので、うまく訳せているのかが不安ですが・・・。 私が渡すことに躊躇するものでさえも、天使にとっては愛しいものだと言われて混乱しました。 でもすべては同じもの。 だから裁くな・・・・・・。 そう言ってくれるミカエルの腰には輝く長剣があって、剣というのは何かを「斬るべきもの」として使うのですから、このひとはなんて重い荷を持っていることだろう・・・と思いました。 私が剣を見つめていることに気づいたのか、ミカエルはふっと微笑みました。 ミ「お前の黒いネガティブの塊も、俺たちは愛している。 でも、お前たちは気づくこともできるんだ。 黒い石炭は、本当はやわらかな心でできてるっていうことに」 ミ「自分の中の炎で、自分自身を責め苛むのはやめるんだ。 それは、そんなことのためにあるんじゃない。 迷う者に灯りをともし、凍える者に暖をとらせるためにこそ、炎はある。 さあ、右手を高く掲げなさい。 お前の持っている光を、たくさんの人に伝えるために・・・・・・」 この言葉はルクシエル様かもしれません。 ルクシエル様は微笑んで、さらに言いました。 ル「私は、いつも貴女のそばにいる。必要なときには私の力を使いなさい」 そうして伸ばされた手のひらの上に、虹色にかがやくしずくが一滴乗っていました。 それは宝石のようでもあり、やわらかな本物の涙のようでもありました。 カヤさんと話をしていたときに、ルクシエル様のシンボルじゃないかと話していたものでした。 そのしずくはふわりと浮き上がって、私の額に入っていきました。 えーーーっ! と思ったところで目が覚めて、瞑想(妄想)は終了。 まばたきをしてまた目を閉じると、まぶたの裏に上下にのびる飛行機雲と、その横に小さな5色に輝く雲が見えました。 そして、今度は暗闇の中にうっすらとした光が現れて、ゆっくりと明滅しています。 ・・・これって、丹光ってやつですか? 初めて見たよ。。 この体験、いったいどんな意味があるのでしょう。 なんだか混乱しまくってて、よくわかりません(><) つかただの妄想じゃなかろーか・・・あ、いやいや(爆)。 ただわかったのは、私は心理学を学び、カウンセラー的占い師や抱っこ法なども経験する上で、 怒りや悲しみの存在は赦すことを憶えてきたんです。 悲しいよね、苦しいよね、そうだよね。 それは感じてもいいことだよ。自然な感情の動きは、あっていいことなんだよと。 私は、他の方に見るような悲しみや怒りが止まらないっていう反応は出ていませんでした。 ネガティブ・キャンペーンに参加する準備が整ってないのかと思っていましたが、 そうではなくて、たぶんその場で解消する方法を少し知っていたんですね。 だから出てこなかったんだ。 私にとっては、その後のこと・・・・・・ 存在を赦した苦しみや悲しみの奥にあるものを探る事が、もしかしてキャンペーンの主眼なのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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