サウナ　FUJI 管理人のひとり言

今日は朝から少し青空が出てきましたのですがすがしいですね。フジサウナの管理人も気持ちの良い朝を迎えております。

さてこの話は今オーストラリヤで働いている後輩から以前聞きました。
ある中国系フィリピン人の富豪がNPA(山岳に潜む共産党ゲリラ）に誘拐されてそのかみさんに身代金を要求したそうである。捕らわれたこの旦那は汚い山小屋でゲリラの子分に見張られて身動き取れない様にされていたと言う。小屋に親分が入ってきて言った"お前のかみさんに３Ｍペソ（およそ600万円）の身代金を払うように今連絡した。”旦那は普段でもそのくらいに金は動かしていたのでまあ大丈夫だと思い”どうせこんな山奥じゃ逃げれないので縄を解いてくれ、俺の財布の中に金が入っているのでこれで人里まで下りて酒でも買って飲んでくれ”親分は"分かった"と先ず先に財布を取り上げそれから縄をといた。旦那は親分にこう言った”アハハ３Ｍぐらいの金なら2－3日もあれば用意できるので命だけは助けてくれ”2－3日経って親分が"お前のかみさん３Ｍは払えないと言っている！”旦那は多分かみさんが２Ｍぐらいまで身代金を落として払おうとしているのだろうと思い親分に"じゃー2Ｍ出せとかみさんに言ってくれ”また2－3日経って親分が"お前のかみさん２Ｍじゃだめだと言っている。”慌てた旦那は”じゃー１Ｍならどうだこれ以上は譲れない!さもないと旦那の頭に穴が空くぞ！”と言ってくれこれなら絶対大丈夫だろう"と苦笑いする。また2－3日経って親分がこう言った"お前の家庭はどうなってる?かみさん1Ｍでも払えないし、撃つなら勝手に撃てと言っている”絶望のどん底に落とされた旦那はもうだめだと思っていたが、親方が"じゃーかみさんにいくら出せるか聞いてみる”と言って小屋を出て行った。
2－3日また経って親分が"お前のかみさんなんだこれ？10万ペソしか出さない言っている”旦那はもう死を覚悟したが酒を振舞ったのが幸いしたみたいだ。親分が"お前は金持ちだがこんなかみさんをもって本当に可愛そうだ。10万で良いから開放してやる”
こうして無事に家に帰った旦那だったが”おれの命は10万ペソか!"とかみさんと大喧嘩した末にとうとうかみさんと別れてしまったそうである。まあ10万ペソで旦那を解放させたかみさんも立派は立派だったんだけどね。

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