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カテゴリ:サックス マウスピース
私はアルトサックス吹きなんで主にアルトサックス中心に話いたします。
サックスを始める人の多くは、学生の頃吹奏楽で・・・というのが多いと思います。 その吹奏楽の定番マウスピースについて詳しく説明したいと思います。 皆さん、結構楽器屋さんの言われるがままにマウスピース選んでませんか? 「吹奏楽の定番ならこれだよ」 「じゃあそれで」 みたいな会話しませんでしたか? マウスピースというのは音に直接影響するかなり大事なパーツなんです。 このマウスピースをしっかり理解しておかないと上達にも影響してくると思います。 勿論ある程度上手くなり、違いがわかる様になってからマウスピース選びをしたほうが良いんですけどね。最初は言われるがままで問題無いと思います。 さて本題に 今回はクラシック&吹奏楽用のマウスピースの大定番Selmerについて説明したいと思います。 マウスピースのメーカーは実は星の数ほどありますが、その中でシェアNo1がselmerだと思います。まず初心者にはこのマウスピースを勧める人が90%くらいでしょうか。吹奏楽経験者なら100%使用したことあると言っても過言じゃないでしょう。 でもそんなSelmerの中でも種類は沢山あります。 「S80」 「S90」 「Soloist」 「super session」等など 今回はS80をピックアップしたいと思います。 ヘンリーセルマー マウスピース[特価]H.Selmer アルトサックス S80 C★ S80の意味ってご存知ですか?1980年代に作られ始めたからS80なんですよ。 特徴としては、息の通りが良く吹きやすく、音の収まり、ピッチも安定しておりクセがない為、初心者に進められることが多いです。 じゃあ何故、ピッチや音が安定しているのか。 それはオープニング。開きです。開きと言うのはリードをマウスピースにつけたときにリードとマウスピースの間に息が入る為に隙間が開きますよね?それがオープニングです。 このオープニングはピッチと吹奏感に影響してきます。 開きが大きければ抵抗は強くなりますが、大きい音量が出せます。逆に狭ければ抵抗は弱く吹きやすくなりますが、音量は小さくなります。 そして開きによってリードをあわせる。好みにもよりますが開きが広いマウスピースには柔らかいリード(2半~3)などをつけます。逆もしかり。 このセッティングを間違えれば吹きにくい。という現象が起こってきます。 そしてサイドレール。サイドレールとはリードをつける面の上部の左右にあるレールです。 これが太ければ太いほど安定感が増します。 そしてチェンバーの形、バッフル等など 単純に説明するとこんな感じですが、マウスピースの構造については後でまた詳しく説明したいと思います。 思った以上にマウスピースと様々な要素を考えて作られているんですよ? それを理解していけば、自分にあった、自分が一番上手くふけるマウスピースにめぐり合えるんじゃないかと思います。 少し話は逸れました。 このS80でよくC☆っと書いてあるのを使いませんでしたか?このC☆というのが開きの数字です。実はSelmerはオープニングの表記がAからありアルファベットが進むにつれ開きも大きくなります。Gなんてのもあるんですよw C☆は(1.7mm)の開きで、少し広めの開きです。ですが、マウスピースの構造によって、開きの数値は同じでも吹奏感が違ってきますので、このS80ではC☆が一般的な開きになると思います。 そして普通はこれにvandoren青箱3をつけて吹きます。 Vandoren バンドレン トラディショナル アルトサックス用 (10枚入り) マウスピースとリガチャとリードを合わせる事をセッティングと言いますが、これが吹奏楽じゃおなじみのセッティングだと思います。不可が無いセッティングですね。 あと結構、これは初心者用のセッティングと思っている人も多いようですが、そんなことはありません。長年やっている人でもプロでもこのセッティングの人は沢山いますから。 自分に合うマウスピースを探して結局はここに戻ってきたという人も多いと思います。 初心者からベテランまで、まずはの1本「Selmer S80 C☆」 マウスピースは奥が深いですよ。 参加中!クリックお願いします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年07月13日 13時24分55秒
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