アナフィラキシ-とは急性アレルギ-反応の事で、時に命にかかわります。このアナフィラキシ-は身体の免疫システムに関係し、異物(抗原)が入ってくるとそれに対する抗体を作り排除しょうとする働きです。ある特定の抗原に対しての過剰反応の結果、軽い症状で、胸苦しさ、腹痛、下痢、頭痛などが認められます。重症の場合は、呼吸困難、意識障害、血圧低下等のショック症状を引き起こし、まれに死に至ることもあります。この季節では年間20名程、蜂に刺されて亡くなっています。蜂には注意しましょう。
蜂毒以外にも食べ物(卵、乳製品、小麦、そば、落花生、大豆、肉、魚)、薬(抗生物質、解熱鎮痛剤)、ラテックス(ゴム手袋、ゴム風船、ゴム製品)、運動が原因等があります。すべて、アレルギ-反応が身体に異常を来します。外国の例で、15才の女の子がボ-イフレンドと軽くキスをしただけでアレルギ-のショックを起こし亡くなったそうだ。そのボ-イフレンドは6時間前にピ-ナッバタ-のサンドイッチを食べたとの事。そんなアレルギ-持ちの子供はショック緩和の注射器を持ち歩く事もあるそうです。あちこちに原因が転がっていて、知らない内に命を落す可能性があるアレルギ-って恐いねぇ。
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