2010/08/08(日)21:05
究極のエコ車
英国で作られたフォルクスワーゲン・ビートルは、人の排泄物から出るメタンガスで走る初めての車だそうです。バイオガスで動くことを目指したこの「バイオ・バグ」と言う車は英国のエンジニアチームで取り組み、大体一年分の走行距離と言われる1万マイルを70家庭が流す排泄物から十分に取り出せるそうです。将来的には生ゴミなどが利用されるのも時間の問題とのこと。2リッターエンジンで、ノーマルガソリンとメタンガスのどちらででも走れるように改造されています。最高速度は時速114マイル(約183km)、ガソリンでスタートを始め、自動的に温度が上がるとメタンガスに切り替わり、メタンガスのタンクが空になると再びガソリンで走ります。1立方メートル当たりのガスで5.3マイル走るそうです。(8/7 らばQより)
映画「バックトゥザフューチャー2」では、デロリアンが生ゴミを燃料にしていました。技術の進歩は人の排泄物を燃料にしてしまう。これは究極のリサイクル、エコな車だといえそうですね。