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2008年06月23日
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カテゴリ:映画
椎名は大学に入学し、一人暮らしを始めるためにアパートに引っ越してきた。
ある日、親しくなったアパートの隣人・河崎から突然「本屋を襲わないか」と誘われる。
河崎曰く、隣の隣に住むブータン人・ドルジに広辞苑をプレゼントするために本屋から奪うらしい。
断りきれなかった椎名は、河崎と共に本屋を襲撃することになるが・・・。

映画の作りはやや窮屈な感じがしたが、それでもとても面白かった。
前半は、奇妙な隣人に誘われて成り行きで本屋を襲撃するユーモラスな雰囲気だが、
後半は一転して印象が変わり、深い悲しみと孤独に包まれた物語になっていく。
この前半後半で全く雰囲気の異なる物語がとても魅力的だった。
そして、この物語の牽引役で、複雑な背景を持つ隣人・河崎もとてつもなく魅力的だった。
隣人・河崎は、成り立たなければ物語自体潰してしまいかねない重要な役どころ。
この難しい役どころを、瑛太が素晴らしい演技で見事に応えている。
瑛太のどことなく現実味のない悲しげな雰囲気が、独特の色合いを持つこの物語にはまっていた。
他の主要人物を演じた俳優陣も、物語の雰囲気を壊さない丁寧な演技が光った。
特に、椎名役の濱田岳や松田龍平は飄々とした中にも見え隠れする優しさを上手く表現していた。
この作品の象徴として全編通して流れているボブ・ディランの「風に吹かれて」もとても効果的で、
発散し落ち込みそうな物語にもかかわらず、さわやかで統一感のある印象を与えている。
欲を言えば、琴美のキャラクタを明確にするエピソードがあと1つ2つ欲しかった。
観終わって思い返すと、1つ1つの台詞がとてもよく練られているのに感心した。

都市伝説テラー・スティーブン・セキルバーグで有名なハローバイバイの関が出演してて驚いた。
結構重要な役どころなのに、もっと違う配役はなかったのだろうか。
演技うんぬんよりも「信じるか信じないかはあなた次第」が頭をよぎって笑ってしまった。

アヒルと鴨のコインロッカー


おすすめ度(3点満点):星星星





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最終更新日  2008年06月24日 01時31分00秒
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