本日の中1数学。
先ほど書かなかったが、今日は宿題忘れが多かった。
これは全くの予想通り。
学習内容を定着させるのは、本来なら「復習」をさせるのが最も良い。
大学受験生であれば、予習の仕方と復習の仕方をある程度指導すれば、
あとは自分なりの方法にアレンジしてやってくれる。
しかし、中学生は「復習しろ」と言っても、まずできない。
復習の仕方が分からないというのもあるが、そもそも「良いやり方」を指導しても復習自体がルーチン化されないのだ。
そこで、「宿題」の出番である。
私の宿題の原則は「授業の復習・定着になるもの」にしている。
宿題は、別に拷問や苦役のために出しているわけではなく、授業の定着のために出している。
だから、宿題をきちんとこなせば、自然と授業の定着になるように工夫しているし、
そこから逆算して授業も組み立てている。
しかし、宿題忘れは出てしまう。
そして、予想通り今日は多くの宿題忘れが出た。
Aクラスで5名、Bクラスで5名である。
実は、今年の中1は宿題忘れが本当に少ない学年であった。
というより、夏期講習の最後まで宿題忘れがほとんどいなかった。
しかし、2学期に入り、中だるみが起こる。
また、先週休み時間に宿題をしている生徒を発見した。
さらに、もう1つ別の理由もあり、
私は「今日は宿題忘れが多くなるだろうな」と予想していた。
案の定、本日は宿題忘れが多かった。
そして、あえて宿題をやっていないと、「ちょっとだけ授業で困る仕掛け」を1つだけしておいた。
その後、宿題の意義、宿題をやることの大切さ、約束などを5分ほど話す。
みんな頷きながら聞いていた。
続く