カルロス・ゴーンに逮捕状!
逃亡してから一か月になるのにまだ逮捕状は出ていなかったのですね。 東京地検はようやく30日に保釈中にレバノンに逃亡したカルロス・ゴーン 被告に出入国管理・不法出国(難民認定法違反)で逮捕状を取ったと言う。 同時に出国を手助けしたとして米国籍のマイケル・テイラー(59)、ジョ ージ・ザイエク(60)、ピーター・テイラー)(26)の3人の容疑者にも 同様。彼らは現在海外逃亡中につき国際刑事機構を通じて引き渡しを依頼 したと出ていた。 これらの逃亡計画についてはゴーンが保釈中に弘中淳一郎の弁護士事務所 のパソコンで交渉・連絡していた筈で、そのパソコンを検察が引き渡しを 要求したところ弘中が法を盾に拒否している。私は何故特捜が弘中を逃亡 補助で告発しないのかが不思議でならない。あの売国奴弁護士め! ゴーンの逃亡先レバノンでは、一時英雄視されていたようだが最近では レバノンも新政権が発足したものの反政府デモが収束せず、英雄視されて いたゴーン被告への視線も変化し始めているという。ゴーンはパスポート を没収されているのでレバノンから出られない状態にあるからどうなるか 分からない。それに現在住まいしている屋敷は日産の所有物件として告訴 されているのでそのうち追い出されるかも知れない。 いずれにしてももう先進国でのゴーンの経済活動は出来まいからこれから 一生は持てるカネを取り崩して生活する他はあるまい。唯そうなると派手 でカネ好きのキャロル・ゴーン夫人は我慢できるかどうかである。 さて、ブレグジットのイギリスはいよいよ今晩0時でヨーロッパ連合EUを 離れることになる。そして今年いっぱいを調整期間としてEUや世界各国と 個別の関税などの交渉に入る。しかしまだ、EU離脱に反対しているスコッ トランドや北アイルランドとの調整は出来ていない。 私個人はイギリスはGreat Britainとして大英帝国として伝統ある毅然とし た国家でいてほしいと思うが、経済的にはどうなんだろうかと疑問を持つ 者である。成熟老成してしまった印象があるだけに企業の新陳代謝や国民 の新旧交代が順調に進んでいるのかに疑問を抱いている。特に経済活動に 関しては中国に阿るようでは話にならない。中国くらいには毅然として又 決然として応対できなくては伝統が泣く。 唯、思えば香港割譲100年にしたって、インド産のアヘンを中国に輸出し てボロ儲けした結果のアヘン戦争であった。日本の植民地政策の様に相手国 と共存しようとしたやり方でなく、一方的に搾取するやり方であった事が 大きな違いである。育てることをしない、植民地搾取でやってきた事実は 当事国は全部知っているのだ。つまり宗主国として誇り、貢がせるやり方! 近代に於いては随分と考え方も変わってきているが歴史と伝統はそうだった。 歴史というものは無視することはできない。しかし人類は一歩一歩と確認し、 協定し、歩んできたのだからその事実を踏まえて未来を構築すべきであろう。 韓国の様に政権が変わる度に前政権を否定し、前政権の協定・協約を破棄し ては日本のみならず、どこの国であってもまともに相手はされない。 売国奴が政権の中枢に座るとロクなことにはならない。日本でも宮澤喜一や 河野洋平などがそうであろう。誠に情けない限りである。