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五郎のイギリス日記。

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2006.11.04
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カテゴリ:日本に関するもの
「畑村洋太郎」という人
2006年11月4日(土)

畑村洋太郎という人は普通の学者じゃないね。

日本で起きた重要な事故についてほぼ必ず政府から事故原因の究明をお願いしますと「お願いされる人」。

JR西日本の事故。
六本木の回転ドア事件。

事故の原因の突き止め方の考え方。。アプローチの仕方はとても参考になる。
そして信じられないような事故をいかに防ぐかについて深い洞察。

若い人で「組織と事故」とかをじっくり考えたい人はこの先生の本。。700円ほどで買えます。
番組を見なかったなら、絶対買うべし。そして読むべし。と俺は思う。
10万円ぐらいのバリューですね。700円は安すぎる。


ETV特集「ドアにひそむ危険」-畑村洋太郎の実験記-
http://www.nhk.or.jp/etv21c/

チャンネル :デジタル教育3
放送日 :2006年11月 5日(日)
放送時間 :午後3:00~午後4:30(90分)



畑村洋太郎
1941年、東京生まれ。工学院大学教授。
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200608/monday.html

東京大学工学部機械工学科修士課程修了。日立製作所で2年間勤務した後、東京大学工学部助教授、同大学大学院教授を経て、現在は工学院大学教授、東京大学名誉教授。専門はナノ・マイクロ加工学、生産加工学、創造的設計論。2001年より畑村創造工学研究所を主宰し、また文部科学省の「失敗知識活用研究会」実行委員会の統括も務める。02年には特定非営利活動法人「失敗学会」の初代会長に就任。主な著書に『失敗学のすすめ』(講談社文庫)、『決定版 失敗学の法則』(文春文庫)、『「失敗学」事件簿 あの失敗から何を学ぶか』(小学館)、『直観でわかる数学』『続 直観でわかる数学』(岩波書店)など多数。


NHK「知るを楽しむ」シリーズ

第一回 失敗学へようこそ
2004年3月、六本木ヒルズの大型自動回転ドアに挟まれて男の子が亡くなった。畑村さんはこの事故の真の原因を究明するため、私的な研究会「ドアプロジェクト」を立ち上げて、調査にあたった。「失敗」を繰り返さないためには、警察による責任追及と同時に、「失敗」の本質を明らかにし、社会共通の知見として蓄積する作業が必要だと畑村さんはいう。「ドアプロジェクト」の実践を通じて「失敗学」とは何かを解説する。


第二回予測できない失敗
失敗学を立ち上げた畑村さんは、数百もの失敗事例を収集し、その原因を分析してきた。それによれば失敗の原因は「無知」「不注意」など10のカテゴリーに分けられる。そしてそのほとんどは予測し、防ぐことが可能なものであり、予測できないのは「未知」という1つだけだという。文明が発展する中で起こった「未知」を原因とする「予測できない失敗」の事例を紹介し、技術の進歩にどのような影響を与えたかを語る。



第三回 予測できるはずのない失敗
世の中で起きている失敗のほとんどは「予測できるはずの失敗」だと畑村さんはいう。それを防ぐには「あり得ることは起こる」という意識と、失敗が起きるとすればどのような原因かを考える「逆演算」の思考が必要だという。失敗を予測して大事故を防いだ、新潟県中越地震における上越新幹線の事例などを紹介しながら、失敗を予測し、防ぐ方法を考える。


第四回 失敗は伝わらない
1件の重大事故の背後には、29件の軽度の事故があり、その背後にはさらに300件の、事故にはならない「ひやり」「はっと」した体験があるといわれる。つまり「ヒヤリ」「ハット」の情報がきちんと伝わり、収集されれば重大事故を防げるはずだが、現実には難しい。失敗は隠したい、忘れたいという気持ちが人の心理の根底にあるからだ。失敗情報は伝わりにくいからこそ、意識して伝える努力が必要になる。


この先生のお話についての本
NHK出版 152ページで 683円
http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&webCode=618915120061








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Last updated  2006.11.05 14:36:23
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