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五郎のイギリス日記。

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2007.01.05
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2007年1月5日(金)

なかなか大事な話なので引用させていただく。
俺と読者の健康のために。
衝撃の記事やね。まったくの正論。
知らないというのは本当に怖い。
ガンで死なないためにも読んでほしい。
子供をガンから守ってほしい。
味の素の株なんか買ってる場合じゃないね。

***************************


経済面】2007年01月05日(金曜日)付
消費者の時代へ:4)添加物依存、危うさ 安部司さん

◆安い・便利、増える摂取量 「食品の裏側」の著者安部司さん

ここで彼の写真。

食について語る安部司さん=東京都中央区で

 ――講演では自ら食品添加物を混ぜ合わせ、ラーメンスープなどをつくってみせるそうですね。

 「添加物の白い粉を器にばさっと入れて、市販の『とんこつ味』スープをつくってみせる。粉末スープはすべて、白い粉の添加物だけでも作り出せることを知ると、たいていの人は『気持ち悪い』と顔をしかめる」

 「06年、ある飲料に入れられた添加物のビタミンCと安息香酸がビンの中で反応し、発がん性があるとされるベンゼンができて、自主回収になった。いまは安全とされる添加物も、明日には禁止の対象になるかもしれない。危うさにもかかわらず、添加物の摂取量は増えているのが実態だ」

 ――どうしてですか。

 「メーカーは製造コストを安くするために5種類、調理を簡単にするために5種類、日持ちさせるために10種類、見た目をきれいにするために10種類、味を濃くするために5種類というように、目的に応じて大量の添加物を使う

一方、消費者も食品に対し、安い、簡単、便利といった要素を求めている。添加物の摂取量が増えているのは、食品をつくるメーカーにとって好都合なだけでなく、売る人、買う人にも便利だからだ」

●買う側の矛盾

 ――消費者にも責任があると。

 「コンビニやスーパーなどで売っている総菜から添加物を外したら、製造・流通コストが上がる。色も悪くなり、薄味になる。消費者は添加物を嫌っているのに、それがたっぷり使われているコンビニ弁当やカップめんは欲しがる。消費者のこうした自己矛盾が、一番の問題だ

 ――食品の裏側に張り付けてある原材料表示を読むよう説いています。

 「表示制度ができる前、食品メーカーは『原材料を表示したら、消費者に手の内を知られて売り上げが落ち、つぶれる』と恐れた。でも、そうはならなかった。消費者は裏ラベルを見ようとしなかったし、見たとしてもピンとこなかった。相変わらず安くて簡単、便利な加工食品を選び、子どもにも毎日のように、何十種類もの添加物を食べさせている

●不買運動も手

 ――消費者も意識改革が必要なのですね。

 「包装された食品には、きちんと添加物の名前が出ている。消費者にとって貴重な情報だ。食品を選ぶ際には、添加物が使われていることを知ったうえで、『気持ち悪い』と素朴で素直な判断をすればいい」

 「メーカーは不買運動が怖い。消費者が嫌がれば、添加物入りの食品はいずれ消える。消費者はそれくらいの力をもっている。家庭で料理すれば手間はかかるが、添加物をゼロにできる」

 ――売る側の流通業界にも問題がありそうです。

 「合成着色料と保存料を使っていないと強調するコンビニがある。でも、実際には天然系の色素などを使っている。こうしたコンビニは、おとり広告の恐れがある」

●売れぬ「安全」

 ――食の安全を求める世論を受け、06年5月に新しい農薬規制「ポジティブリスト制度」が始まり、中国産野菜の残留農薬が注目されました。

 「日本人は野菜の残留農薬が危険だといいながら、虫がつかず、きれいで安い中国産野菜を奪い合うようにして買う。虫がつかないのは農薬をまくからで、添加物問題と同じ矛盾を抱えている。消費者が安さや簡便さなどを基準に食品を買うので、日本では有機野菜農家が育たず、無添加のしょうゆをつくるメーカーがリストラを迫られる

 ――消費者の時代は来るのでしょうか。

 「あるスーパーの店長は『お客が商品をひっくり返して原材料表示を見ると、人の流れが悪くなる』という。それなら、裏を見なくてもいい食べ物を置けば、すっと人が流れる。消費者も含めてみんなが、他人のせいにしている限り、消費者の時代はこない

 ――ある食品を食べるだけで健康になると信じ、偏った食生活になる「フード・ファディズム」も身近な問題です。

 「クエン酸は疲れをとる働きがあるとされる。では、合成のクエン酸をなめればいいのか。梅干しなどクエン酸が多く含まれる伝統的な食品を選べばいいのに」(聞き手・冨田悦央)


◆〈食品添加物〉
 化学合成品と天然由来のものがある。食品衛生法に基づき、厚生労働省が定める添加物は現在約810品目。過剰摂取による影響が出ないよう、どの食品にどのくらいまで加えていいか示した使用基準も決められている。

 容器に入っていたり、包装されたりした食品は、原則として使用添加物の全品目を表示する義務がある。ただ、まったく同じ食品でも、皿にのせて飲食店が提供する場合などは、添加物の表示義務が免除される

 日本食品添加物協会によると、日本人は1日平均2~3キログラムの食品を食べており、添加物の摂取量は同10グラム程度という。


◆商社を辞め講演活動

 山口大文理学部化学科卒。食品添加物商社に勤務していた84年、わが子が添加物入り食品を好んで食べることに衝撃を受け退社。

添加物問題の講演活動を開始した。05年出版した「食品の裏側」は、55万部を売るベストセラーに。55歳。



五郎。





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Last updated  2007.01.06 01:42:09
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