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シアトルチーズの日記

シアトルチーズの日記

ハ~ちゃんアパートに引っ越す編

さて三歳児になったハーと一緒にパパと一緒に暮らすためシアトルに引っ越して来ました。最初の一年半は、アパートに住む事に・・・この一年半色々な事が起こりました。前の日記に書いたことよりもこの1年半の方が充実した内容になりそうです。
  パパさんは出張の多いお仕事に転職してしまい。9時から5時まで、週休2日の今までとは打って変わった生活になりました。新しい所での生活ちょっと不安でもありましたが・・・でもアパートも温水プールがついていたり近くに大きな公園があったりでなかなか楽しかったです。ハーにもすぐに同年代のお友達が出来ました。
が、パパがいつもいない、帰ってきても夜遅くに戻り朝早くに出て行く始末。ある夜、ハーが寝た後に、1ヶ月の出張から帰ってきて次の日の朝ハーが起きる前に又3週間の出張に出て行ってしまった時の事、とてもパパに逢えるのを楽しみにしていたハーは、それを知ると泣きながら激怒していました。後にも先にも これ程怒ったハーを見た事はありませんでした。そして私に向かって質問の山・・・
「ど~してうちのパパはいつもおうちにいないの? ハロー(アメリカ人)のパパは毎日帰ってくるのに~!」
「それはね~パパがこんにちわ(日本人)のパパだからだよ~。こんにちわのパパは、いっぱいお仕事するんだよ~。」と苦し紛れに答えました。すると「ハーもハローのパパが欲しい、もうこんにちわのパパなんて要らない。ママハローのパパに変えてよー」
ちょっと可哀想になってしまった私は「じゃあそのうちね。」なんていいかげんな返事をしたのが悪かった・・・
その夜 パパも流石に娘が恋しかったのか電話をかけて来ました。「ハーちゃん、パパがハーちゃんとお話したいってよ~」とハーを呼ぶと、まだ怒りが収まらなかったハ~ちゃんが受話器を持ちながら「これはこんにちわのパパ? それともハローのパパ? こんにちわのパパはもう要らないの!」と私に聞くではありませんか・・・ちょっとーパパに勘違いされそうな事いわないでよねー。 結局、自分がどれ程怒っているかという事を精一杯パパにつたない言葉で伝えた後ハーちゃんのご機嫌は直り、ま~こんにちわのパパでもいいや。といっていましたが・・・その後電話で今日のハーの爆弾発言の説明をパパに解かり易く説明するのに骨が折れました。その出張から戻ってすぐにパパさんが休暇を取って娘の機嫌取りに励んでいました。
それからしばらくしたある夏の朝、ハーのお友達のメキシコ人の女の子が遊びに来ました。そして私に質問してきます。「ハーちゃんのパパもうちのパパみたいに牢屋に入っているの?」 {え? どうして?}「だってハーちゃんのパパもいつもお家にいないでしょ? あたしのパパ今朝おまわりさんがお家に来てジェイルにつれてっちゃったの。そんで ママがパパは当分お家に帰って来れないって言ってたの、だからハーちゃんと同じになっちゃったの」
ぶっ飛びました。オイオイうちのパパは、投獄されていると思っているのかよ~。でも可笑しかった。これはハーがやった面白い事ではなかったのですがやっぱりこのお話は、省けない・・・強烈な思い出です。ところで彼女のパパさんは、麻薬のバイヤーだったらしく3ヶ月ほど牢屋の中に出張していました。この親子に付いても面白いお話があるのですがそれはそのうち・・・でもパパにもしっかり教えて上げました。ハーの友達が言ったことを・・・顔を真っ赤にして憤慨したのは当然のことです。
パパは接待とかでよく飲んで帰ってきます。かなり酔っ払って帰って来た次の朝・・・家の中が臭い、かなり臭い。どこからこの臭いが来るのか 一生懸命犬のように鼻をヒクヒクさせながら臭いの元を探し当てました。 なんとクローゼットの中に馬糞のような大きなウン○が鎮座しているではありませんか? びっくりしてパパの会社に電話をかけて「貴方昨日酔っ払ってクローゼットの中でウン○したでしょ!」と文句を言いました。 するとパパは「なに言ってんだ!そんな事するわけ無いじゃないか!」と逆に怒られちゃいました。しばらくして半信半疑でハーちゃんに聞いてみると・・・「ウン、ハーがしたの。あそこでウン○したらどんな気持ちなんだろうって」まさかハーが犯人だったなんて、私には以外で仕方がありませんでした。第一あの巨大なものがこの可愛らしいお腹から出たなんて信じられませんでした。絶対パパの方だ・・・と信じて疑わなかったのは、そのブツノ巨大さに原因があったのに・・・何はともあれすかさずパパに電話をかけて犯人はハーだった事を報告・・・最初は起こっていたパパさんも私の必死の謝罪と言い訳でどうにか怒りを納めてくれました・u桙ェ・・・両親にこの話を電話ですると馬鹿ウケしてくれました。
ハーちゃんは パパが大好き!でもしょっちゅう出張に行ってしまうパパに不満満々。ある朝まだハーチャンが起きる前に出張に出ようとしたパパさん、「ネ~、俺の財布知らない?」 {知らないですよー。 又酔っ払ってどこかに忘れてきたんじゃない?} 家中捜して結局見つからないので本人も昨夜の常態では、きっとどこかに落として来たのだろうと、「それじゃ会社でクレジットカードをキャンセルしてから出張に行くわ。」といって出かけて行きました。 ハーちゃんが起きてきた時何気なくハーちゃんに聞きました。{ネ~パパのお財布知らない?} なんと恐れていた返事が「ウン、チッテル。ほらココ」と、教えてくれたのはお台所のタッパの中・・・慌ててパパに電話をかけましたが時すでに遅し・・・パパはカードを既にキャンセルしてしまった後でした。そしてパパにハーちゃんが電話で「ごめんなさい。でもね、おしゃいふなちぇれば、パパちゅっちょういけないと思ったの・・・」すぐに電話を変わりパパとお話しましたが・・・パパは会社のデスクで嬉し泣き。鼻をズルズルさせながら「ママ、ハーちゃんを怒らなくていいからね。怒っちゃダメだよ。」と、私・u桙ノ言い残して彼は、電話を切ったのでした。 パパキラーのハーちゃん、しかしママには気になる事が一つありました。その疑問を晴らすべきハーちゃんに聞いてみました。{ハーちゃん、ど~して台所のタッパの中に隠したの?}「だってお台所、パパビール取りにちか行かないもん。」だってさ よく見ているよ。


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