今日は、ちょっと日本で暮らしている私の家族について書いてみようと思います。 何故私はこの人達の家族なのだろうと思うぐらい父も母も妹も生き物嫌い。(特に爬虫類、昆虫類)何故私だけがこんなに違うのだろう?と子供の頃よく思いました。うちの母は特に人間以外の生物は、ダメな人です。でも日本ってゴキブリがよく出ますよね。 あれが出た時は、大騒ぎになってしまいます。夜中でもギャーという叫び声から始まって、おね~ちゃん起きて~と寝ている私を呼びつけます。夜中に寝ていたのを叩き起こされ、させられる事がゴキブリ捕獲。 隣では恐怖におののく母のなみだ目が・・・こんな事で毎回ウルウルする母を慣れろよな!と心の中で文句を言いながらベットに戻る夜が多々ありました。
勝手口には、ボイラーがあり冬でも暖かいのでゴキちゃん達のいい越冬場所になっているのですが・・・ 母は冬になるともう怖くて勝手口と台所を仕切るガラス戸を空けることが出来ません。そこで彼女の考えた事は、私に5000円の大枚をはたき、ゴキブリ退治をさせる事・・・勿論私は狂喜しました。当時小学生だった私に5000円は大金でしたから・・・
そしていざ勝手口へ・・・母からタオルと殺虫剤とビニール袋を手渡され、タオルで鼻と口をカバーして勝手口に入ると後ろからカチッと音が聞こえ、母がゴキブリがこっちに来ると嫌だから終わるまで閉めておくから・・・といって去っていきます。終わるまで出さない気です。ま~その時は、小さかったので何も思わなかったのですが、最近よく考えてみると母のとった行動に恐ろしさを感じます。だって2畳も無い狭い密室に殺虫剤を撒き散らさせその中に子供を閉じ込めるなんて・・・よほどゴキブリが怖いのか? 彼女はそこまできっと頭がまわって無かったのだと信じたいです。私は、子供の頃は、よく男の子と間違われるような子供でした。外で遊んでいたので日に焼けて真っ黒でしたし、着ているものもジーンズにティーシャッツ、ある時何を思ったか母がフリフリのブラウスとフリフリのスカートを買って来て私に着せてやっぱりダメかと深いため息をついたのです。真っ黒けの私に似合うはずが無いのは、考えなくてもわかるはずなのに・・・もしかしたら似合うかも・・・と買って来たそうな結局フリフリの上下は、新たなTシャツとジーンズに替えて貰いました。