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カテゴリ:ハ~ちゃん編
ハーが生まれたとき、体重は2700g、チワワの成犬の重さと大体同じぐらいでした。小さくてしわしわの子供でアメリカのオムツのSサイズでオムツの中でハーが泳いでいるような感じでした。どうも日本人(アジア系)の子供は、白人から比べると黄疸の値が多いようでなかなかお医者さんからOkが出ずに、尿検査や血液検査が続きました。そんな中で検診のたびに褒められたのがハーちゃんの筋肉? お宅の娘さんいい筋肉してますね。筋力がとても強い、 と。(女の子の赤ん坊の筋肉なんて褒められてもちっとも嬉かねーよ!! それよりいい加減黄疸の検査パスさせろ!)と心の中で毒づいていました。
この娘、日本時間の生活サイクルで外が明るくなってから眠り夕方に起きるという生活パターン。そして当時何より困ったのがこの子人が大勢いる所に限ってすごい大きなおならをブーっとする事でした。一番恥ずかしかったのが、静かな音楽がBGMに流れ、周りは大人のカップルばかり・・・皆小声で囁き会っているレストランそこでレストラン中聞こえるような大きなブ~~~!!一瞬周りのカップルたちはささやきあるあうのも辞めお互いを見詰めそして、その視線を此方に向けました・・・私とだんなはお互いの目が真ん丸く見開かれ顔が火の様に赤くなるのを見ながら「すみません。うちの娘です。」と口をそろえて謝りました。ど~っとレストラン中笑いの渦・・・ロマンチックなレストランが一瞬でコメディハウスに変わってしまいました。こんな感じで銀行やスーパーでブーブーとおならをする娘、その音は、とてもこの小さな赤ん坊から出ているとは思えない大きさ・・・いつも赤面しながら回りに言い訳がましくこの子です。といっていました。 ま~でもそれなりに大きくなり2歳ぐらいの頃、当時はシアトルのず~と東のモーゼスレイクという所に住んでいたのですが、そこは冬は超寒く、夏は超暑い所なのですが、ある寒ーい冬の日、いつものようにデッキに出て一服をしていると後ろでガチヤっていう音が・・・恐る恐る後ろを振り返って見るとなんとハーちゃんが鍵を掛けてしまっているではありませんか・・・どれほど寒いかというとシャワーから出て濡れた髪の毛で外に出るとタバコを吸い終わる間に髪の毛が全部凍ってバリバリになって仕舞うほど・・・日常茶飯事にダイヤモンドダストが見れるし 濡れた手で車に触ると手が車に凍り付いて取れなくなるほどの寒さです。家の中にはハーが1人、私の顔が強張っているのを見て怖くなったのか泣き出す始末。これは大変スリッパのまま雪の積もる庭に階段を降りて家中の窓を調べ一つだけ窓の鍵が開いていたのでそこから家の中に・・・家の中はヒーターで暖かいのでTシャツにジーンズだった私の身体は芯まで冷え切っていて家の中に入ると余りの暖かさにボーとしてしまいました。それ以来絶対に半地下のお助け窓の鍵は絶対に掛けませんでした。 だって日本人主婦、2歳の娘のいたずらで家を閉め出され庭で凍死!!なんてニュースに出たくないですから・・・。 3歳になった頃シアトルに仕事が変わり引っ越してきました。それから一年間アパートに住む事になりました。 続く・・・・ お~そうそうもう1つ忘れていました。シアトルに来るまでのお話 離乳後、余り甘いものを与えていなかったのでおやつは人参をスティック状にして固ゆでしたもの、ブロッコリーやカリフラワーを塩茹でしたもの、グリンピースとかそんな物が彼女のおやつでした。 グリンピースが大好きでお皿に入れてあげるとそれを食べながらテレビを見たり・・・シアトルに引っ越すちょっと前にしばらくのあいだ半日保育園に通っていた事があります。ある日朝から息苦しそう、でも熱もなく元気なので保育園に・・・ そして午後になりお迎えに行くと先生が ちょっとお母さんお話が・・・なんでしょう? お宅の娘さんが今日くしゃみをしたのですが その時に両方の鼻からグリンピースが飛び出したのですが・・・お心当たりありますか? 参りました。2日前に食べました。と言うことは2日間お鼻の中に隠れていたんですかい?ど~りで息苦しそうな訳だよ。全くご丁寧に両方の鼻にグリンピース突っ込んでんなよ~。恥ずかしい、本当に恥ずかしい思いで慌ててハーを連れて帰途につきました。 ハーは、息がしやすくなったのかスッキリした顔でご機嫌に車に乗っていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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