シアトルチーズの日記

昨日の彼女だけでは無いのです。　ドッグショーに必ず出会う変った人達・・・今日も一人御紹介。

彼女は、ドッグショーでペットのチワワを捜しに来た。彼女も師匠にコンタクトしてきた内の一人です。

私はペット用のチワワが欲しいからと師匠に言ったそうです。
ショーブリーダーの中では、ペット用のチワワとショー用のチワワに分けペット用のチワワは、かなり安価で買えます。ショーには向いていない子がペットとして可愛がってくれそうな人にと売られます。安価の代わりにお約束が一つ、絶対に去勢か避妊手術をすること！！

いい犬を作るためそれぞれお金を掛けて作ったワンちゃん達です。自分達の血統を乱用されない為の防御手段なんですが・・・

彼女はペットとの女の子といいながら避妊はしたくないといいます。きっと彼女は繁殖用の子を捜しているんだと皆が思いました。

ショー用の子は、最低何回かショーに出陳させる約束がつきます。　ショーの子のお値段は大体日本のペットショップ並のお値段かと思います。　ここの条件はブリーダーさんによって色々ですが・・・

ともかく彼女はペット用といいながら、ショー品質の子を捜していました。　結局師匠は、彼女の事が気に入らず他の人で仔犬がいる人を紹介しました。　ショーの翌日彼女は、ブリーダーさんの家に行き、子犬を見てきたそうです。

そしてその日の夜にはインターネットでブリーダーさんの悪口をいいまくり、家の中はどうだったとか色々いいまわって痛そうです。

それを師匠に教えてくれた人がいて師匠もかんかんに怒っていました。　が、二日後に彼女は、散々ネットで悪口を言ったブリーダーさんに連絡を取り購入希望だと言ってきたそうです。

なんでだろうね～。　散々悪口言った後で・・・
勿論このお話はブリーダーさんによって却下されました。きっと彼女は、この地域のショーブリーダーさんのブラックリストに名前が載って、ここら辺のショーブリーダーでは誰もチワワを売ってはくれないでしょう。

師匠にまた電話が掛かってきて師匠の事をチワワのマフィアだといい、それでも自分にも色々教えて欲しいと言ったそうです。

う～ん判らない。こんな人達の気持ちが・・・　何を考えているのだろうか？

ショー会場でミルキーを売る気はないか？と聞いてきた彼女。
ミルキーは、売り物じゃないんだよ～。どんなにお金を積まれても誰にも売る気などありません。　そしたら今度はシュガーに目をつけてきた。　シツコイな～うちの子達は売り物ではない。　かなり腹の中でムッとしていたけど、にこりと笑ってこの子達は私の宝物、誰にも売る気はありません。と答えたチーズママでした。私は一言も売りたい子がいるとも言っていないのに・・・しつこく聞いて来るなー！！

師匠と私の間では彼女はジャニスの姉妹と呼ばれる事になりました。

世の中変った人がいるもんだ！！