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カテゴリ:文芸・ポップス・漫画・アート
うさんくさいもの、けっこう好きです。
犯罪の匂いがするような、うさんくさいヒトは、あまり好きではないですが。。(汗 いや、私自身、けっこううさんくさいという話もあるんですが。。犯罪の匂いは、させてませんけど。 昔読んだ「日本人のルーツはユダヤ人」系の本、もう、うさんくささがプンプンしててたまりませんでした。 なんせ作者の肩書きが<ユダヤ人>。。 しかも翻訳なしやのに、めっちゃくちゃ漢語っぽい流暢な日本語使ってて。。って。。 作者自体がフィクションなんかいっ、てカンジでして。。 なのに部分的に微妙な説得力があったりするんですよ。 だから日本の文化とユダヤ文化の奇妙な類似くらいにしとけば、「ふんふん」いうて読めるんですが。。 例えばですね、 1.世界的に見て、「清めの塩」というものは日本とユダヤにしか存在しない(らしいw) 2.ユダヤの寺院の全体の構造(敷地内の建物配置)は、伊勢神宮のとほぼ同じだ。 まぁ、他にもいっぱい書いてあったんですが、忘れました。 このふたつには、ちと「はっ!」とさせられたんで覚えてます。 なんてゆーか、文化の基本的な部分が一緒ということは、たぶんなんか関係あるんだろうと私は思うので。。(^◇^) あとの部分はなんていうか。。 悪い営業の見本みたいなトークというか。。(笑) 荒唐無稽どころか、失笑ものというか。。(汗) 読むのがちょっとつらかったですわ。。 最近読んだこういう系のうさんくさいやつでは、「恐竜とともに滅びた文明」というのがサイコーでした。 書いてる本人が書いてることを信じていて、しかもロマンを感じていて、人とそれを共有したいと思っているのが伝わってくるんですよね。 ロマンチストか詐欺師にしか書けない文章って気がするのですよ。 その作者の肩書きは、<地球・先史文明研究家>。。 あやしげですよね。。 でもね、私、この作者、好きです。 平明な文章で、よいです。 内容はですね。。どうなんでしょうか。。 恐竜の土偶なんかもでてくるんですよね。。 かなり正確な恐竜の土偶が南米で大量に出土される、と。 あと、石に描かれた恐竜の絵がいっぱいでてくる、と。 年代測定すると1万年くらい前のものらしい、と。 しかしヒトの歴史は160万年前(?)から始まってるしぃ、どゆこと? みたいな。。 この恐竜がどうのというあたりは、たんなるツカミやったりするわけなんですが(笑)、思わずメモとりたくなりましたよ。。お客さんはこうやってつかむもんや、みたいなねぇ。。 TVでも扱われた本らしいんですが、恐竜に関する部分でおもしろかったのは、7トンもの体を支える恐竜の足は、2.5トンくらい筋肉が必要だ、と。 つまりものすっごい下半身デブちゃんなわけなんですが。。(汗 まぁ、私みたいな全身デブよりはよっぽどマシなわけですが。。 しかし骨格から考えてそれはありえない、どゆこと? かというと、かつての地球は今より重力が小さかったんだ、と主張されるわけです。 これ、正しいかどうかは別として、こういう大胆な発想はええなぁ、と思いました。 そう考えることで別の問題がでてきたりするんでしょうが、とりあえずいろんな問題が解決するのですよ(^◇^) 聖書やマヤの古文書に出てくる巨人のこととか、ね。。 重力はなぜ大きくなったこというと、地球の質量が増えたせいらしいんですが、その質量が増えた理由がですね。。内側に熱水のつまった小惑星が地球に接近した際、その小惑星から地球にふりそそいだというのです。。 こうやって書いてると、んなわきゃねーだろ、と思ってしまうのでしょうが、この本を読むとひょっとしたらあるかも。。と思いそうになるのですよ。。 その小惑星のなれのはてが現在の月で、大量の水と土砂がふりそそいだ天変地異がノアの洪水や大洪水として古文書に記録されているのだそうです。 なんてゆーか、荒唐無稽なのに、どこかで信じてあげたいと思うこの発想の大胆さは、花マルものでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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