いつも利用している通信販売で、(写真)のようなDVDを買ってしまいました。献体を受けた人体を解剖学者が公開で解剖し、「動き」「循環器」「消化」「生殖」の4つのテーマに沿って解説するまじめなDVD(英国の医学教材)です。けれど、売ってる方も買った私もまるっきり興味本位。
で、とりあえず第1巻の「動き」について取り上げたいと思います。私たちハンターが獲物を捌くのにとても参考になるからです。なぜか―。それは、筋肉と腱の関係、脊柱を通っている神経線維を取り出すのに、全身の皮をはぐからです(滝汗。とはいっても、既に完全に血抜きがされていて、1滴の血も流れません。「こりゃ本物かいな」と思えるくらいきれいなもんです。
私たちが、獣皮と肉の間にスキナーと呼ばれる皮はぎ用のナイフを入れ、慎重にはいでいくのと全く一緒です。上腕から取り出した筋肉は薄い膜に包まれ、膜の厚さこそ違いますが、シカのすね肉と変わりません。膜を割けば、これまた同じように中から筋肉繊維が出てきます。
医学的な知見のない私にははっきりいってグロいの一言に尽きます。けれど、エロい一面もあって、全裸の生きたモデルも登場し、その皮膚の上に筋肉や腱の絵をスライドで重ねて説明します。第1巻はその趣旨から筋骨逞しい男(デカイ)ですが、第2巻は女です(!。うーん、だんだん変態になっていきそうだ。