このところ、休みのたびに車いじりをしてたので、保存してあるシカ肉の処理がおろそかになってました。タンはやっとマリネから出して、あとはボイル、薫製といった工程が残ってますが、タンだけでは煙が無駄になるので、何か一緒にいぶせて、残りは焼くなどして食べる方法はないか―と考え、普段はほとんどしないシカのみそ漬けを作ってみました(写真)。
で、何で普段はほとんどしないかというと、みそ漬けあまり好きじゃないからです。毎年、暮れになると実家に豚漬けというが届きます。私の家の分も含まれていて、分けてもらいます。香ばしいみその香り、焼きたての脂がジュージューいってるやつに刻んだキャベツかなんかを添え、白いご飯に乗っけて食べると、もうほかに何にもいりませんって、おえ、ほんとは好きなんじゃん。
じゃ、何が嫌かというと、あのみそベタベタ。しょっぱくてついついご飯を食べすぎます。ですから、みそ漬けにすると保存効果はあるとは思いつつ、作らずにいました。ところが先日、狩猟をテーマにした別のブログを見ていたら、「シカ肉をみそに漬け、食べる時は洗ってみそを落とす」とあり、「そうかそういう手があるじゃん」って作ることにしました。豚漬けのみそを箸でこそげて食べていた私は、みそを洗い落とすなんて考えもしませんでした。さて、どんなふうに漬け上がるかな?