日没までまだ1時間余りもあるのに、林の中でフラッシュをたくと、まるで夜撮影したような映像になってしまいます。(写真)はわなにかかったニホンジカ(19日)。これから「とめ」を刺すので、あんまり近くで撮るのも嫌です。ちょいと離れてパチリ。角があるように見えますが、雌です。
で、ここは本来、イノシシを狙ってわなをかけた場所でした。わなをかけた人たちは腕がいいので、通るものはみんなかけてしまいます。イノシシなら私のところへ連絡が来たかどうか分かりませんが、シカだと大抵来ます。これでも私は、解体が早くて手際がよい―ということになってますが、それよりなにより、まだ若いので撃ちたい盛り、肉なら何でも喜んでもらっていく、飲み会になるとジャーキーなどに加工して持ってくる―って、便利屋か!
さて、以前はこういうの、抱きついて押さえ込んでナイフで心臓刺してましたが、最近は銃を使えというお達しです。おいさんたちは言います「もっと近くで頭撃て」。「とめ」に呼んだんだから好きなように撃たせりゃいいのに、いちいちうるさいのがおいさんです。まーるい目でこっちを見てるようなのを銃口がくっつくくらいの距離からなんて、いくら私だって撃てません。頑固者の私は、15メートルくらい離れて首(バイタルエリア)を撃ちます。時に、弾数が増えます(汗。