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草加の爺の親世代へ対するボヤキ

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草加の爺(じじ)

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2010年12月17日
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何か小難しい言葉を持ち出して


人を煙に巻こうという魂胆かと誤解されかねない


とも思ったのですが、やはり大切な事だと



考えますので、書くことにします。



拈華微笑とは「ねんげみしょう」と読み、お釈迦様が或る



法話の席で花をひねって人々に示したところ


誰一人その意味を理解できなかった。唯カショウだけが



その意味を体してにっこりと笑ったという故事に基づく言葉。



釈迦の教えの真実はカショウのように特別に悟りを


開いた人だけが、その時々に直覚的に伝えるという譬え。



以心伝心、教外別伝なども同じ意味とされます。



古代ギリシャの哲人・プラトンもその書簡の中で



一番大切なことは言葉では伝えられないと、述べているし



彼の師・ソクラテスは一切著作というものを



残していませんで、これはと狙いをつけた「美少年」の



魂に直接その教えの真髄を彫り付けようと



ひたすら努力を傾注し続けたのでした。



また、?啄同時という表現もあります。卵から



ひな鳥が孵るときに、中のひなが嘴で殻を割ろうと



つつくのと、母鳥が外から嘴でつつくのが同時に行われる。


遅くても、早すぎてもいけない。タイミングの絶妙さこそが



一番の大事と、説くものでしょう。


親子にしても、師弟にしても、大切な関係を


繋ぐ要の要素は「言葉」にはなくて、絶妙としか



形容し様がない両者の「心の通い合い」の



在り様が難解な表現の中に閉じ込められているようなのですが



この辺の呼吸を良く飲み込んだ上で



教育という大事業に臨む必要があるのではないでしょうか。


如何でしょう?








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最終更新日  2010年12月17日 10時26分52秒
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