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草加の爺の親世代へ対するボヤキ

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2016年11月17日
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       第 百二 回 目


 昨日、鎌倉市の大船に新居を構えた長男の貴信から、SNSで連絡が入りました。青森県の

八戸市で半朗読の会が開催されたニュースに関することでした。私が野辺地の町おこし

の第一歩として「読み聞かせの会」から、立ち上げようと目論んでいる事を知っている

倅が、その関連で知らせてくれたもの。早速、さっとそのニュースに目を通して見ました。

 Web東奥によりますと、第5回のはちのへ演劇祭「てくてく」が11月13日まで八戸

ポータルミュージアムで開かれた。南部町出身の俳優仲坪由紀子さん(45)が脚本、構成、

演出を手がけたもので、市民参加型の新しい形式の演劇だった模様です。

 私も2、3年前に草加市において、市民参加のお芝居に参加させて頂いた経験が、あります。

その折には、大変貴重な経験をさせて頂いたと、深く感謝しております。

 私が今回計画している試みのプランは、これらの演劇的なパフォーマンスとは似て非なる、

全く性質の異なる、物と捉えて貰った方がよいと思い、息子の親切を利用して、説明しようと

考えた次第です。

 皆さん方もご存知の通りに、私は元テレビドラマのプロデューサーです。テレビ大好き、

映画ファン、芝居好き、演劇の大々、大ファンでありますが、それで「読み聞かせ」から

始まり、舞台劇に至るエンターテインメントのプロジェクトを案出した訳では、ありません。

動機や思惑は大切でも重要でも無いにしても、目的が一緒なら、同様なら、同じような物。

そう一応は言えそうですが、さにあらず。目的が違えば、プロセスも異なる。従って対象

に対する接し方、心の在り方がまるで相違する。ですから、全然別個の事柄、一見しては

同じように見えるが、中味は全くの別物。そう、取り敢えず解釈して貰った方が、行動を

起こし、活動を継続する当事者も、それを応援し、暖かく見守って頂きたい支援者の方々

に対しても、為になるし、第一に親切ではないかと、愚考致したからのクドクドしい

説明であります、はい。

 今度の目論見の最大の眼目は、その最大の「売り」は 方言 であり、方言に尽きる

のであります、実際。

 もっと本質的な事を申し上げれば、言語・言葉の持つ魅力を最大限に引き出し、その

恩恵をみんなでエンジョイしよう。言葉の魅力に酔いしれようではないか。言葉の神様

の お神輿 を新たに創造し、野辺地町民を中心に、日本国民を巻き込み、やがてはグローバル

な規模での祭典へと発展させよう。そういったチャレンジなのであります、実のところ。

 どうも話が飛躍しすぎるようで恐縮なのですが、これが掛け値のない私の本音。この

本音を頭の何処かに置いて、これからの私の申し上げることや、行動することを観察して

下されば、本当に有難いと思います、お互いの幸福の為に、であります、相互のウィンウィン

の関係を構築するに当たっても…。

 言葉とは、最初は場所が何処であっても、皆話し言葉から出発しています、当たり前

過ぎる指摘ですが。従って、始源的に「方言」が本来の、在るべき姿なわけで、個人に

とっても、集落や村、町などにとって固有であり、身近であり、生活に密着した言語の

存在スタイルなのです、そもそもが。先回りするようですが、ですから標準語などと呼ばれる

一種の 人工的な共通語 は、便利を追求するために、窮余の一策として案出された、作り

物でしかありません。自然発生的に成長し、身近な日々の生活の息吹を吸収しながら、人々

の体温と共に生きて来た、歴史の活力を内側に取り込んで生きて活動している、方言の持つ

固有の土地に由来する表情豊かで、生命力に溢れた、表現力や想像性に勝るものは、ない

のであります。

 古代日本人は言葉の体系の素晴らしさを 「言霊(ことだま)」 と言った表現で、言い表し

ていました。非常な慧眼を備えた認識であり、敬服の至なのでありますが、今日の非常に

浅薄な 言語=道具 説の「目くらまし」に遭っている現代人には、直ぐにはピンと来ない

成熟し、大人の常識を豊富に、そして深く弁えていた彼等にあっては、至極理屈に合った

合理的な解釈であった。

 言葉は生き生きとした柔軟な たましい を所有した、巨大な生命体である。自分たち

人間と同等に、そして更に我々を活動的に、融和させ、力付ける多彩な魅力に溢れながら、

益々成長を遂げて行く、驚異の生き物だ。生き物であるからには、魂・霊が有るのは理の

当然であろう― そんな風に、至極当たり前な態度で「言葉の大樹」と接していたので

ありますね。如何ですか、先人たちの賢さに、今更ながら頭が下がる想いがするでは

ありませんか……。












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最終更新日  2016年11月17日 12時57分13秒
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