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第 百四十五 回 目
このあたりで、これまでにこのブログ上で公開した台本候補の整理をして、目次風に 書き並べて見たいと考えます。 1 わらしべ長者の物語 2 人生万事が 塞翁の馬 3 大黒様 ― 古事記による神話 4 一休さんの頓智ばなし (彦一 や 吉四六 を主人公にした類話が、多数ある) 5 星の王子さま 6 天狗の登場する昔ばなし 7 永訣の朝(宮沢賢治の詩) 8 注文の多い料理店(宮沢賢治の童話) 9 岸壁の母(歌謡曲) 10 ね ず み (落語・左甚 五郎もの) 11 倭 健 (やまと たける・古事記より) 12 沙翁のソネットに基づいた劇(創 作) 13 十ヶ浦の月(義経伝説からの創作) 14 い じ め (ショートこんと、婆もの) 15 若者篇(婆もの、B パターン) 16 般若心経の現代語訳 17 セリフ劇・或るエイリア ンの報告書より 18 童謡集( + 般若心経の補足) 19 イワンの馬鹿(トルストイの童話) 20 相田 みつを の詩句 21 来歴・宗 左近、その他近・現代詩より 22 人に・高 村光太郎、その他 23 マザーグースの歌 24 アイスブレイクの一例・なぞなぞ遊び 25 金子 みすず の詩 26 サトー・ハチローの詩、その他 27 六月・茨木 のり子、 その他、現代詩の分野から抜粋 28 蚊ずもう・狂言のセリフ劇化の試み(複数作品が可能) 29 松風・謡曲のセリフ劇化の試作品(複数作品が可能) ざっと以上の様なラインナップになっています。この大プロジェクト全般について言えることなのです が、オーバーに言えば人類史上でも類例のないこと、前例のないこと尽くめですから、実際に事に当たっ てみて、新鮮でワクワクする様な 発見 があります。「手前味噌」的な要素が多分にあり、申し上げ辛 い事柄が多々あるのですが、この際ですから「清水の舞台から飛び下りる」気持ちになって、洗い浚い ひっくるめて、思ったこと、感じたことを率直に申し述べて見たいと考えます。 一般的な傾向として言えることですが、ドラマの善し悪しは、台本・脚本の出来栄え次第で八割方が 決まってしまう。映画は勿論のこと、テレビでも、舞台劇でも、ミュージカルでも同じ事が言える。詰ま り、それほどにシナリオが大切だという事の証しなのです。観客の側が最も重要視する主役以下の、出演 者や演出を手掛ける監督などよりも、圧倒的に重要な要素なのであります。 その脚本の部分で、非常に明るい見通しがついた。私自身が、現段階で早くも、でありますよ。これ、 実のところで「非常に心配していた」事柄なのでありますから。 いや、実を申せば、超楽天家にさせられている今の私・草加の爺のことですから、古今東西の名作・傑 作が星の数ほどにあるのだから、あとは選択の順番を相当に間違えない限り、何の心配もない。ノープロ ブレムだ。そんな風に自分自身に嘯いてはいたのですが、強がってはいたのでありますが、さすがの私で さえ実際に準備作業に取り掛かるまでは、本当のところ、非常に心配でしたね、内心で…。 その次に、心配だったのは、「役者・演じ手・読み役」の問題でした。これも、直ぐに 難題 と見え たものが、跡形もなく氷解しましたよ、神の啓示、夢のお告げによって。 つまり、読み手・演者・役者は下手であり、巧みではないほうが良い。少なくとも、最初の、一番初期 の段階では。何故ならば、所謂「プロ」には真心が籠りにくい。或いは、心の温もりが通わせずらい、難 点がある。念の為に申し添えるならば、所謂プロと私・草加の爺が言っているのは、映画やテレビ、そし て舞台などで芝居をし、ギャラを手にしている人たちを指しているのであって、正真正銘の、本物のプロ フェッショナルを意味するのでは、断じてないということですよ。ここは今は余り深入りしないでおきま しょう。好んで敵を作るのは、大事を控えて、得策とは言えませんからね。 さて、このプロジェクトは是が非でも、成功させなければならない。個人的な動機だけからではなく、 勿論野辺地町の人たちの為になる。そして、延いては青森県の為、日本の為、最終的には人類全体の幸福 と平和や安寧の完全実現の端緒・礎作りの目的のためにも、でありますから。仇や疎かには為て居られな い道理なのですね、どう考えても……。 で、何事によらず、最初が肝心です。俗受けと言われようと、大衆迎合と誹謗されようと、何が何でも 大勢に即座に受けて、大人気を博し集め、可能な限りの人々から関心や興味を頂戴致したい。石に、齧り 付いても! そして、今日からもう六月ですから、中旬になったら野辺地の親戚に電話をして、第二回目の「悦子 を偲ぶ会」を開催し、正式にこの私の考えている計画の説明をして、協力を仰ぎたいと考えている所 であります。その後はどの様に展開するのか、余り明確な展望が現時点では見えて居りませんが、これ迄 通りに「神様の言う通り」、臨機応変にベストを尽くして対応する心積り(こころづもり)です。私と文字 通りに 一体 となった悦子の応援も期待できる所ですから、虚心坦懐に、そして粛々と事に当たり、 私・草加の爺らしく振る舞いたいと念じているのみ。無心の心境、とでも形容して置きたいと考えます。 そして追伸的に付け加えるならば、「イーリアス」と「オデッセイア」を中心にした、古代ギリシアの 神話の世界や、日本の沙翁と称される近松門左衛門の傑作、仏教説話の中から、上質な娯楽作品として 提供できるエピソードなどを、私流のアレンジと創作で台詞劇化して、お客から喝采を博したいと、意欲 満々で毎日を愉しく愉快に、作品作りの時間として過ごして行く予定です。 心身の充実と健康第一をモットーに、大切な晩年という大舞台に臨む所存故、何卒皆様方におかれまし ては、これまで同様に変わらぬご指導・御鞭撻の程を、衷心よりお願い申し上げる次第で御座います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年06月03日 15時39分32秒
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