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カテゴリ:糖尿病の生活
今日母のところに行くと、母が「お風呂に入れなくなった・・・」と悲しそうな顔で言いました。
母の施設の入浴日は週に2日です。 それ以外の日は、ケアハウスのお風呂をお借りして、入所者さん全員の入浴が済んだ後に父と私が母にシャワー浴をさせています。 母は糖尿病で全身の血流が悪いので、お湯で少しでも体を温め、清潔にして体調を保ちたい・・・・と思ってずっと続けているのです。 座位が安定しない今の母は湯船には入れないので、シャワー用の車椅子に座って、お湯を入れたゴミ箱2つに足を入れて温めながら、頭や体を洗います。 毎日のシャワー浴は結構重労働ですが、母の体のくすんでいた肌の色がだんだん明るい肌色になって、「気持ち良いよ~」と喜ぶ母の顔を見るのが父と私の楽しみでした。 でも、今日からお風呂の使用を禁止されたようです。 母の傷の菌が他の人に感染するのではないか・・・と心配されたようでした。 (ショックだけど・・・仕方が無い・・)と思いました。 家庭だったら何の問題ないことでも、施設側の立場になれば、少しでも危険なものは排除しなければならないのでしょう。 でも・・・・・・母の傷を治すためには毎日シャワーで傷を洗い流して清潔にし、軟膏処置する必要があります。 それに血流が悪くて発症させているのだから、温めて血流を良くして、傷を治す白血球や抗生剤が患部に行きやすいようにしなければなりません。 今までどおり体全体を温められれば回復も早いんでしょうが、それが駄目なら、なんとか足だけでも温めてあげたい・・・・でないと悪化させてしまう・・・と思いました。 どうしたらいいだろう・・・・私は職員さんや看護師さんと話して、どうしたから良いか・・を考えました。 それで部屋の前のトイレにお湯が出るシャワーがあることを思い出しました。 トイレですから体を洗ったりはできませんが、ゴミ箱にお湯を入れて足を温め、傷の洗浄のためにシャワーで洗い流すことはできます。 充分に温めることはできないかもしれないけれど、これで頑張ってみよう。 なんとか治してあげたい・・・壊死で足を失うことだけは避けたい・・・・と思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年02月06日 08時45分55秒
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