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アダムス家の日常とごはん ~青嵐のブログ

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2008年01月11日
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カテゴリ:時事問題

ミーハーでワイドショー大好きなあたしは、

石川遼選手がプロ宣言する会見をライブで見た。

学校を午前中に早退して2時から始まった会見は

「きょうからプロゴルファーの石川遼です。

これからも、よろしくお願いします」という

挨拶から始まった。

壇上には石川選手の父親と、高校の校長先生も同席した。

ここで2つ、考えさせられることがあった。

まず、プロ転向を決意をしたのは元日だった。

「いろいろな人に相談し、

最後に父に相談して

『いまの生活を続けられるなら大丈夫』という

父の言葉が大きかった」

それに対して

「息子の判断を尊重したい。

彼の人生の選択で止めたことは記憶にない。

全面的にバックアップしていきたい。

(プロ転向には)賛成です」とキッパリ言い切った。

そして、記者から子育てのことについて質問が飛ぶ。

父親は一言一句、言葉を選びながらこう言い切った。

「とんびが鷹を生んだのではなく、

とんびがとんびを生んだ。

そのとんびが鷹になろうとしている。」

そして、はっきりと思い出せないのだが、

「ゴルフというものが、育ててくれた。

他のスポーツをしていたら、また違ったかもしれない。」と。


普通に育てた、何も特別なことをしていない、といっていた。



学業との両立についても

「プロゴルファーになっても

自分の中ではゴルフだけでは納得できない。

できるだけ勉強もゴルフと両立させたい。

ツアーを戦いながら勉強もするのは

厳しいこともあるかもしれない。

それでもあきらめず、耐える覚悟が自分の中でできた」

「常に頭の中には勉強というものを忘れないようにしたい。

ハードスケジュールになった時に、

どれだけ気持ちを強く持てるかが大事だと思う」

「覚悟をしてプロになると決めた今日の気持ちを忘れない」

「疲れたといって、

勉強ができないということは言い訳にしたくない」ということを

強調していた。


・・・・本当に16歳か?

あたしが16歳の時は、勉強よりもバイトが楽しくて

両立ということは頭になかった。


自分の中での優先順位が学校と勉強、

でもプロとしてやっていきたいという気持ちが

強くなり、両立する覚悟が出来た、

その結果のプロ宣言なのだろう。

この親子を見ていると、

本当に強い信頼関係が出来上がっているのが分かる。

信頼することが安心感になり、また信頼の度合いが強くなる。

子どもに手を差し伸べてしまいたくなるときがある、

口を挟んでしまいたくなるときがある。

だが、いちいち枝葉末節まで親が介入しなくても、

根本の土台がしっかりしていれば、

心配することもないのだな、と思わされた会見だった。


夕食は

●湯豆腐

●湯もりうどん

0110

●手羽焼き

 先日焼き鳥をした時から

 旦那が「手羽が食べたい」と言っていた。

 手羽は裏側の骨に沿って切れ目を入れ、

 火の通りを良くしておく。

 すりおろしたにんにくを揉みこんで

 しばらく放置してから焼いた。

 油で味が流れてしまうので、焼きあがってから

 岩塩と挽きたての粗挽きコショウをかけた。

 脂がすごかったので、普段よりも煙の量は多め。

 だが、それだけ余分な脂が流れたので

 皮の表面はパリパリ。

 中からは肉汁がジュワ~~。

 子どもたちは手づかみで

 口の周りを汚してむしゃぶりついていた。

 お好みでレモンをかけて。

0110 2

●茹でブロッコリー

●きゅうりの浅漬け







夕食が終わってから、旦那とこの教育論の話になった。

いつも思うのだが、家族を「運営」するためには

意見が一致していないとならないと思う。

たまにこんな抽象的な話をして意見交換をすることがある。


あたしはこの父親の言いたいことはよく分かるし、

もし、この人が教育論、なんて本出したら売れるだろうけど、

それを実践したからって言って

こんな息子に育つわきゃない。




うちには3人の息子がいるが、

一度は経験したことだと、やはり比べるのだ。

この子は3歳の時にこんなことしていたな、と。



性格も違うので、同じように褒めても、

それで満足して次からおざなりになる龍一と

次も褒めてもらおうとモチベーションの上がる宗二。

だから龍一には鼻っ柱を折るように釘を刺す。

「やればできるんじゃん!次もこう出来ればいいね。」と。

宗二には「いやまたすんげぇ。さすが宗兄ちゃん!

サイコー!(兄ちゃん、といわれるのに弱い)」と。



これは生まれ順ではなく、この子達の持っているものを見て

言っているつもりだ。



ただ、どうしても龍一にすれば不公平に感じるかもしれない。

たまに「ほら!」と夕食を作りながら

龍一だけにツマミ食いさせる。

それが本人にとって嬉しい。


次、誰も見てないところで宗二の口にも入れてみる。

内緒ね、ということで人差し指を口に当てて。



すると、しばらくすると龍一はバラしてしまうのだ。


もう台無し・・


それを聞いても知らん振りする宗二。

でも、顔はニヤニヤしている。




こんな風に兄弟だって違うのに、

ましてやお他人の家の教育法を実践ておかしいよね、

大体、少し前までは亀田家の教育論が売れていたんだし。




学校に行って勉強しなくても

ボクシングに打ち込むことを課した父親と、

学業とゴルフの両立を選択した子供を応援する父親。




どちらが正解ではなく、どちらも正解なのだろう。




対極ともいえる教育方針にたった一つ共通しているのは

親子の信頼関係が強いこと。




たった一つの教育論というのは、

自分の子供を所有物のように扱わず、

「個」を認めて、過剰に期待を押し付けず、

えこひいきせず、客観的に子どものことを見つめ、

あるがままの本人の性格を受け入れて

そこから構築された信頼関係を

育てることなのかもしれない、と思った。









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最終更新日  2008年01月11日 17時58分39秒
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