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カテゴリ:絵日記
イナダが1匹500円という安さで売っていた。 刺身なら半身でも500円では売っていないだろうな。 もともとあたしが魚を捌きたい、と思ったのは 海なし県に住み、大してうまくもないような刺身に 高い金を払って買うのがバカらしくなったからだ。 刺身の盛りあわせは鮮度もへったくれもない。 柵で買うとまだましになる。 それならば、小さい魚からさばいてみようか? そんな所からやりはじめたのがきっかけだが、 さんまやイワシが簡単に三枚に下ろせるようになると 次はもっと大きい魚、とエスカレートしはじめて 少し上達すると、まるごとの魚を躊躇なく買えるようになった。 そんな特売のイナダで作った夕食。 ●そら豆 今年はなぜかそら豆が安いと思うのだが、 気のせいだろうか? 旦那のツマミで先に出しておいたのだが、 子供たちの食いつき良すぎ・・ これだけになってしまった。 ●しゃぶしゃぶ 去年の冬からブリしゃぶにはまってしまった我が家。 イナダを1匹買ったので、これをさばいて シャブシャブ仕立てにしてみた。 まあ、結果から言うと、寒ブリほど脂は乗っていないので さっぱり食べられるが、やはり寒ブリの方がおいしい、というところ。 でも、魚があまり得意ではない宗二でも おいしい、おいしい、言って食べてしまい完食。 ●イナダの煮物 あらと大根を一緒に炊いたもの。 大根好きの健が全て食べてしまった・・ 旦那の弁当にも入れようと思ったのに・・ ●雑炊 いい加減飽きないのか?と聞きたくなるのだが、 また、宗二のリクエストで雑炊。 だが、この魚が大きくて、 あたしのエコバッグに入らない・・ 縦に突っ込めば確かに入るだろうが、 血が出てきて生臭くなっても嫌だし、 できれば入れたくない・・ ってなわけでエコバッグを肩にかけ、 反対の肩に自分のバッグをかけ、 両手で抱いてイナダを運ぶあたし・・ その姿はまるでハトヤのCMの子供・・・ (わからない人は↑のハトヤをクリック、大漁苑編を。) 通り過ぎる人たちは、みんな振り返っていた。 「イトーへ行くならハ・ト・ヤ でんわは よ・い・ふ・ろ♪」 この歌詞を見てみんなピンと来る? これは伊東市にある観光ホテル「ハトヤ」のCMソング。 もう、からだに染み込むほど聞き慣れた歌だが、 実際に泊まったことはない。 そして、このホテルには不思議なことがたくさんある。 なぜ、旅館なのにハトヤという名前なのかというと オーナーがマジシャンで、 ハトを出せるからだという話は知っていた。 だが、この有名なCMソングは 野坂昭如が作詞、 いずみたくが作曲したというのははじめて知った。 そして、「三段逆スライド方式」と呼ばれる 釣堀の料金体系。 他にもハトヤ消防団、これは私設なの? 一度も出動した事はないと聞いたことがあるのだが。 とても不思議なこのホテル、ハトヤ。 死ぬまでに一度は行ってみたい。 ゲッツ板谷の「ハトヤ小旅行」はこの本に書いてある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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