日銀、政策金利据え置き・景気情勢を慎重に見極め
日銀は22日の金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を全員一致で決めた。政策金利を年0.5%前後に据え置く。国内景気が減速し、株価も世界的に下落しており、景気情勢や市場動向を慎重に見極める必要があると判断したとみられる。福井俊彦総裁が午後に記者会見し、政策判断の背景を説明する。 日銀は2007年2月に利上げした後、政策金利を維持している。今回は改正建築基準法の施行に伴う住宅投資の減少や、原油高などによる企業収益の圧迫もあり、今後も緩和的な金融環境を維持する必要があるとの意見が大勢を占めたもようだ。金融・資本市場も依然として不安定との認識を持ったとみられる。 会合では昨年10月末の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で示した経済成長率などの見通しについて、状況に変化があるかを中間評価。日銀は12月に景気判断を下方修正しており、景気の下振れ要因を重点的に検証した。(日経新聞より) 【上記の感想】「改正建築基準法の施行に伴う住宅投資の減少や、原油高などによる企業収益の圧迫」は、聞き飽きましたわ。「金融政策決定会合」を日経のサイトで調べておいた。以下のとおり。「日銀の政策委員会が金融政策を集中的に話し合うために開く会合。1998年1月に発足した。公定歩合のほか、金融調節の基本方針、預金準備率の変更などを決める。月に1,2回開く。」毎月開いているのか、それは知らなかった。