くらの11月~4月、単独税引き益最高 2.1倍の15億円
回転ずし大手のくらコーポレーションは27日、2009年11月~10年4月期の単独税引き利益が前年同期の2.1倍の15億円になったようだと発表した。従来予想を2億円上回り、上期の最高益を更新した。売上高は従来予想を若干下回ったが、魚介類の価格下落で原価率が改善した。 売上高は従来予想を2億円下回ったものの、消費者の低価格志向を追い風に343億円と15%増えた。既存店売上高は期初から前年同月を上回ったが、4月に天候不順の影響で客足がやや鈍った。4月末の店舗数は前期末から7店増え252店舗となった。 経常利益は従来予想を3億円上回り、73%増の27億円になった。すしネタの加工や輸送にかかる経費削減、店舗の人員配置見直しによる人件費の抑制効果も出た。 10年10月期通期は売上高が前期比10%増の712億円、税引き利益が26%増の29億円を見込む。上期の修正分のみ加味し、業績予想を変更した。(日経新聞より)【上記の感想】昨日同社のことを書いたところ、さっそく上方修正である。売上高は予想を下回りそうだが、利益が上回りそう、とのこと。ただ、IFISコンセンサスは強気なので、株価の反応はわからず。以下に、IFISより引用しておく。---引用開始---因みに直前のIFISコンセンサスでは5,654百万円を予想しており、会社予想はコンセンサス予想値を5.2%下回る水準となっている。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期の経常損益は前回予想(2,427百万円)から上方修正され、2,740百万円となる見通し、直前のIFISコンセンサスを3.1%上回る水準となっている。---引用終了---