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テーマ:ヨーロッパ旅行(4198)
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2011年9月26日(月) 再びやって来た、ヴェネチア・サンタルチア駅は、朝ほど混雑はなかったが、旅人たちは朝と同じように、皆幸せそうに見えた。 この駅は何故こんなに、人びとの幸せを掻き立てるのだろうか。 今朝考えたのは、駅前に展開する大運河と、その背景にそそり立つクーポラなど、景色ののどかさだったが、さらに別の要因が頭に浮かんだ。 それは、車が全くいないことだった。 そのために、広場の歩行が全く安全である。 広場全体が、運動場のように、人びとに解放されている。 その一辺が駅舎であり、駅舎に向かいあう一辺が大運河なのだ。 自分の心がゆったりしているのが、ここに集まる全てに人に、共鳴し合う。 その共鳴が、各人の心の穏やかさを増幅する。 駅のホールに入って、発車列車時刻一覧を見たら、ちょうど午後3時前後には、運賃以外に特別料金が必要な特急以外、パドヴァ行きが見つからない。 ならば、その特急はどんな車両が使われているのだろうか。 ムクムクッと好奇心が湧いてきた私は、急ぎ足で、発車時間間もなくの列車を、ホームに探した。 しかし、探し当てた列車は、昔そのままの車両に過ぎない。 ちょうど折よく、列車の乗務員らしいおじさんがやって来たので、「パドヴァまで行きたいのだが、料金は幾らか?」と、訊いてみる。 すると彼は「20ユーロだが、パドヴァなら料金のいらない列車がたくさんあるのだから、この列車には乗らない方がいい」と親切に教えてくれる。 私は、20ユーロと言う高額に驚きながらも、ますます好奇心がレベルアップして、その車に乗ってしまった。 サンタルチア駅、帰途の列車で撮影した写真を、「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/に公開しております。 どうぞお訪ね下さい。 (12月16日 片瀬貴文記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 16, 2011 06:19:36 PM
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