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線路脇のカメラマンのブログ

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2018/12/09
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カテゴリ:三陸縦断の旅

●2日目 晴れ

 

ここから南下するには山田線に乗車することになるが、宮古~釜石間は今も不通となっている。

JRの今後の区間を計画では当三陸鉄道に運行委託する予定とのことで進んでいるらしい。本来なら、災害区間を代行バスで運行しても良いはずなのだが、なぜか民間の路線バス利用区間となっている。

 

ホテルの送迎バスで駅まで送ってもらい。7時35分の岩手県北バス路線で「道の駅山田」を目指す。路線バスのため終点の釜石までの直通にはならず、乗り換えとなるのだった。三陸鉄道は昨夜の雨で今朝も運休中である。どこかで土砂崩れでもあったのだろうか。

昨日乗れたので良かったが。

駅前には「超我の碑」があった。

昭和19年3月豪雪の中、宮古に向かっていたSL「C58238」が雪害に乗り上げ脱線転覆してしまったが、機関士は二重の事故を防ぐ手配をして死亡した。

後に映画「大いなる旅路」となって全国に知れ渡ったのだ。





バス車内は半数ほどで、ほとんどが旅行客のようで窓に顔を寄せて周囲の状況をじーと眺めている。

どんな気持ちなのか、誰しも同じく悔しく残念な思いなんだろう。

約1時間の乗車であったが、災害の影響と思われる場所は鉄橋がほとんど落ちていること、駅舎が撤去されて無くなっていることで想像できる。

道の駅では20分ほどの待ち合わせで、今度は「岩手県交通」の路線バスに乗り換えた。同じく1時間ほどの行程で9時に釜石駅前に到着した。





●復興銀河鉄道

 

早速、駅のホームに上ってみると、今回お目当ての「SL銀河」の車両が見えてきた。新調されたばかりの車庫からSL「C58239」が顔を出し、入れ替えをして客車に連結されるシーンだった。

このSLは、1940年川崎車輛製(製造番号2321)で宮古や釜石で活躍し、引退後は盛岡の運動公園に保存されてあったものだが、震災後に復興の目玉となるべく翌年より大宮工場にて本線復活のための修繕工事が行われ、2014年春から週末に釜石線(花巻駅~釜石駅)で復活運転されている。

 

SLが牽引する客車は、何と自走できるディーゼルカーでキハ141型4両である。

これも奧山氏がデザインしたレトロ調の車内で、「宮沢賢治の銀河鉄道」をイメージしてブルーの地に銀で星座や星空を描いている。

 

SLが牽引する客車は、何と自走できるディーゼルカーでキハ141型4両である。

これも奧山氏がデザインしたレトロ調の車内で、「宮沢賢治の銀河鉄道」をイメージ
してブルーの地に銀で星座や星空を描いている。

キハの連結は万一途中でSLが故障してもキハの動力により補助動力にもなる新しい方式である。

出発間際になってきたので、駅の先端で正面を撮影するために駅外のカーブまで移動したら、近所の地元の方数名が「SL大好き」と書いた手作りのうちわを持ってお見送りを待っていた。











★地場産業製鉄

 釜石といえば「鉄の町」とラグビーが有名であるので、製鉄所の首位には2019年「ワールドカップ開催」との横断幕が掲げられている。





タクシーで5分ほどのところにある「鉄の歴史館」に行ってみる。

ここにも保存車があり、釜石鉱山鉄道で活躍していたSL209号機は1942年立山重工業製で762㎜のナローゲージである。






高台にあるこの場所からは、観音像と釜石港を望むことができるが、この港も壊滅的に破壊されてしまったのだ。

慈悲深い観音様もあの津波を防ぐことはできなかったのか。

 釜石駅に戻り近くの市場で昼食後、駅ビルに4月にできた「ホルクローロ三陸釜石」というホテルがあり、入り口をみていると「日帰り温泉」の文字が目に入ったので、500円と安く時間があるので一風呂入ることにした。

薬石「光明石温泉」という人口温泉で、屋上にある露天風呂の一番風呂に入り、外を眺めると釜石駅構内の真上で最高の眺めだった。








続きは明日・・・・






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Last updated  2018/12/09 12:00:13 PM
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