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カテゴリ:台湾の保存車巡り
●苗栗鉄道文物展示館(1) 前後していますが10月26日のブログ苗栗駅からの続きです。 入場無料で24時間見学可能だ。 展示車両は阿里山のシェイ式蒸気機関車と日本製のSL、ディーゼル機関車などが整然と展示されている。 ・阿里山森林鉄道で活躍したシェイギヤード式蒸気機関車28号は、1913年アメリカLIMA (ライマ)社(製番2789)製で軌間は762㎜のナローゲージだ。 独特な歯車式蒸気機関車で、2又は3気筒のシリンダーからジョイントを通じすべての台車の車輪を歯車で回す方式だ。
・ディーゼル機関車11403号は、1953年に日本の新三菱重工(製番810)で製造されたもので、阿里山森林鉄道にて客貨両用として1982年まで活躍していた。 ・特別客車SPC2号は阿里山森林鉄道の特別列車だった「光復号」用として1971(昭和46)年に日本車両で製造された。扉は中央に1か所のみという特異的な配置で、1982(昭和57)年に廃車になっている。 ・CT152テンダー蒸気機関車は日本の8620形と同形の機関車で、1918年に汽車会社 (製番358)製、当初の形式は500形その後C95形に改称され、戦後CT150形になり1978年まで活躍した。台湾独特のカウキャッチャーが付いている。 ・台湾糖業虎尾工場の331号車は1935(昭和10)年日本車両製のC形タンク機関車。 続く・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/11/09 12:00:13 PM
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