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カテゴリ:伊豆各地
●ダム湖畔散歩 伊東の松川上流にある「奥のダム」周辺を散歩してみる。 普段は家族連れなどでにぎわっているのに、まだ暑いためか車は数台しか駐車していない。 ダムの堤防付近ではなく、奥側にあるダム湖畔の広場に行ってみる。 雨不足なのかダムの貯水量は少ない。 土手沿いには西洋ススキと言われる「パンパスグラス」の穂がなびいている。本来は9月が開花時期なのだがもう盛りは終りのようだ。 「パンパスグラス」は南米アルゼンチンなどが原産国で、草原地帯に自生している。日本には明治の中頃に入ってきた。 葉は歯のようにギザギザしているので容易に触れない。 奥野ダムは、1958年の狩野川台風の被害を機に構想され1989年に完成した。 この十字の白い花を付けているのは、「センニンソウ」といって蔦が伸びて嫌われる植物なのであまり興味なかったが、花が咲くと綺麗だ。 しかし、有毒で牛や馬などの家畜も食べない有毒雑草だそうだ。 人間にも葉や茎は有毒で皮膚炎の原因となるが、扁桃腺の治療薬ともなる。
水辺には1組のつがいのカモや鵜がいる。 これは「アオサギ」だろうかジート水面を見ながら餌を狙っている。 緑の公園の中には小川が流れ子供達の遊び場となっている。 梅の木がある広場には、相撲の絵が彫り込まれた記念碑が建っている。 ここは、1176年(安元2年)河津三郎祐親たちが源頼朝を楽しませるために仲間とともに巻狩り(狩猟)をした場所で、余興として相撲が始まり祐親と景久が勝負をして相撲48手の一つである「河津掛」で祐親が勝った。 公園の芝生の中にはイノシシが掘ったと思われる穴や、シカのフンがるので夜は動物達の遊び場となっているようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/09/06 03:30:53 PM
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